面接時や自己紹介の時に大切なのは、信条の言葉よりも・・
一つの時期に持つ信条は一つに絞った方がいい理由
信条を持つために多くの時間を費やすよりも・・
どんな小さなものであっても、あなたに絶対に大切にして欲しいもの
約9分です
これらの新しい祝福を得られるための所要時間は
「あなたのモットーを聞かせて下さい。信条はありますか?」
面接時によく聞かれそうな質問ですね。
モットー、信条、信念・・。
ここでは、細かい言葉の定義に触れることはやめておきます。
あなたが大切にしている考え方は?
あなたの人生の指針としている考えは何ですか?
ということです。
僕が若い頃は、『座右の銘』らしきものは持っていませんでした。
そんなもの決めたところで、あまり意味のあることだとは思えなかったからです(汗)
「大切なことは山ほどある。それなのに、ただ一つの信条を定めても意味がない。」
「1つの座右の銘を持つことで、他の素晴らしい信条を捨てるのはもったいないじゃないか。」
そんな風に思っていたんですよね。
「その時その時で、必要な考え方を選び取りながら、学び続けていけばいいよ」
「1つだけの信条に縛られるのは逆に良くないのでは?」
そんな気持ちもあったのですが、今は大いに反省しています(笑)
確かに多くの教訓はありますし、その場その時の状況で刺さる『言葉』は違ってはきます。
それでも、1つの信条を常に意識していくことはあなたの人生に多くのメリットがあるんです。
あれもこれも、「全てを都合よくピックアップすればいいや」という考えでは、結局何も吸収できませんでした。
少なくとも僕の場合は。
逆に一つの信条を持つことで、芋づる式に色々な信条との出会いに恵まれるものなんですよね。
それはおそらく、その信条があなたのコアに近い部分をしっかりと形成してくれるからだと思います。
捨てる技術もまた大切だということだったんですね。
信条を持つことで、他の多くの可能性を捨てるような気持ちになってしまうかもしれませんが、真実は逆でした。
実際には多くのメリットがあったのです。
信条を固めることで得られる多くのメリット
「自分の信条って何だろう?何を信条とすべきだろう?」
そう考えている時、既にあなたはご自分と向き合い始めています。
今日、明日のことではなくて、この先何年もあなたの心の支えとなってくれるような信条を意識するのではないでしょうか?
手に取ることも出来ず、形としてあるわけでもないあなたの思考。
あなたの中にどんどん入っていき、それをはっきりとした言葉という形で表そうとしているのです。
そうしてあなたのコア近くから出てきた言葉、信条は想像以上の恩恵をあなたに与えてくれるでしょう。
一本の柱を持っている人と、そうでない人。
人はなんとなくその違いを感じるものです。
一本筋の通っている人との会話は、その人の人柄を感じることができ、そして尊重できるものなんですよね。
たとえあなたとの意見を異にすることがあっても、その中に清々しさを感じれるもの。
もちろん清々しさを感じられるには、あなた自身の信条も固まっている必要があるのですが。
信条はあなた自身の人柄がにじみ出るもの
あなたの好きな作家、好きな映画、趣味・・・
そのような趣向をお聞きすれば、あなた自身がどのような人なのかを何となくつかめるものですよね。
「趣味は何ですか?」
初対面の方によく聞く質問だと思います。
趣味を知ることで、あなたという人のことを知るための手がかりとなるからでしょう。
趣味や映画の好みを聞くこと以上に、あなたの人柄が出てくるもの。
それが信条です。
あなたのコア近くから出てきた信条であればあるほど、人生で行き詰った時に心強い味方となってくれます。
あなたが描く理想のあなたに近付いていくための、強い味方となってくれるものなのです。
人間関係、面接の時に助けとなってくれる
実利的なことで言えば、就活に励んでいる学生の方はこの信条を固めておくことで面接にもきっと有利となるでしょう。
僕の時代でも、面接では学生時代に打ち込んだことや、座右の銘を聞かれる会社は多かったです。
今でもきっと同じようなものではないでしょうか。
もしかしたら、面接対策として信条を問われた時の答えを準備されている学生の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなあなたに、僕からささやかなアドバイスができるとすれば・・。
やっぱり、一人の時間をつくって自分の中から素直に感じる信条を探すべきだと思います。
難しい表現や、カッコイイ言葉は少し調べればズラッと出てくるはずです。
でも取ってつけたような回答って、すぐにわかるものなんです。
相手は人事部の方です。
「面接で人を見るって難しいなぁ。絶対にいい人材と思ったあの人もすぐに辞めていったしな・・。」
そんな経験を何度も重ねながら、少しでも会社の利益となってくれそうな人材を求めている人ばかりです。
もう小手先で色々と考える時間の方がもったいないと思うんですよね。
僕が単純な人間だからそのように考えてしまうのかもしれませんが・・・
どんな簡単な表現であっても、あなたが心から大切にしている信条であれば必ず伝わります。
大切なのはカッコイイ言葉ではなくて、その信条を裏付ける物語の方なんです。
あなたがどんな経験をして、どう感じて、その信条を持つに至ったのか?
人事部の人が興味を持つのはそちらの方です。
あなただけの物語。
純粋な物語です。
大きな視点を持つことで豊かな人生をもたらしてくれる
信条を持つことの一番大きなメリットは、
『小さな出来事で動揺すること』
が少なくなることだと僕は思います。
風向き次第で、あっちに揺れこっちに揺れるようであっては、最終目的地が見えてない状態とも言えるんですよね。
日々の生活では、雨の日もあれば、台風がやって来る時もあります。
それでも、向かうべき目的地が動くことはありません。
進むべき方向をしっかりと示してくれるのが、あなたの信条です。
雨が強いから今日はあそこへ避難する。
台風が来るから、影響の少ないあの場所まで移動しよう。
その場その場の状況だけに対応しながら、
「どこに向かっているのかが、わからなくなってしまった。」
と言う人も実際にはたくさんいるのです。
人生の道しるべとなってくれるものが信条。
暗闇でもその場所を教えてくれる灯台のようなものです。
方向を示してくれるものがあることで、人生そのものがあなた色となって充実してくれる。
そのためにも、あなたの本当の信条を探っていくことが大切なんですね。
あなたの人生を活かしてくれる信条を持つために
あなただけの信条を持つことで得られるメリットは、大きなものがあるとお話ししました。
ただ『信条』というと、どうしてもかしこまった響きがあるので、とっつきにくい一面もあるとは思うんですよね。
僕も若い頃は、
「わざわざそんなもの持たなくても・・、別に生活に支障はないからなぁ。」
と感じていましたからね(笑)
実際この信条を持とうとすることで、逆に縛られてしまうような感覚になってしまってました・・・。
そんな時に僕が一番大事だと思っているのが、バランス感覚です。
どんなことにも、極端なところに正しい答えはないものなんですよね。
右に振れたり、左に振れたりしながらも、出来る限り真ん中の道を歩むことが王道でもあるのです。
(バランスについて)⇒ 人生とは暇つぶし?思考の先に浮かんできた、とびきりすごい発見)
あなたをガチガチに縛ってしまう信条であれば、もはやそれは無意味なこだわりと言った方がいいかもしれません。
だからといって、
「私はそんな自分の自由を縛る信条なんて持ちたくない。必要ない。」
となってしまうのもまた極端で不安定な選択になってしまいます。
実際、そんなに堅苦しく考える必要もありませんでした。
ここから、僕が考えるベストな『信条』への考え方を書いていきますね。
同時にいくつもの信条を持つ必要はない
例えば、今あなたが『朝活』にハマっているとします。
朝の時間は、頭も軽くて同じ1時間でも午後からの1時間とは密度が全く違うものです。
こうしてブログを書き続けている僕も、この朝の時間は特別だと身をもって感じていますから。
そんなあなたの信条は『早寝早起き』(^.^)
それを裏付けるあなたの物語は?
夜更かしを続けていた生活に、突然どうしても実現したい目標ができた。
一念発起して、早起きを決意しそして朝の時間の素晴らしさを知った。
小鳥の目覚める歌声。
凛々と登る静かで力強い太陽。
「朝活こそが、私の人生を変えてくれるものだ。」
素晴らしい信条だと思います。
ただそうして朝活という1つの信条を持っていると・・・、
他の色々な考え方にも意識が向いてしまうことが、必ずあるものなんですよね。
毎日の読書も大切。
暴飲暴食は避けるべき。
継続こそが人生成功の秘訣だ。
どれも正しいことばかりです。
そんなことが頭に浮かぶことがあっても、まず最初の段階であなたに必要なのは『朝活』にフォーカスすることです。
同時にいくつもの信条を持つというよりも、一つのことにグッとフォーカスすることがコツですね。
これは他のことを意識して捨てるということではありません。
逆にフォーカスすることで、そこから派生して色々なことが自然と見えてくるものだからです。
あれもこれもという誘惑がやってきた時は、
【とりあえず、フォーカスする】
これを忘れないでください。
「でも、一生この朝活だけにフォーカスし続けるの?」
と思われるでしょうが、そうではありません。(常にバランス♪)
卒業の時期がきたかなぁと思う時もやがてやってきますから。
信条は変更できるもの、それが自然
「そろそろ次のステージに進むべき時だ・・」
そう感じ始めた時、次の『信条』に向けて変化の段階が近付いています。
今、この段階から卒業する時ですね。
卒業と言っても、完全に忘れ去ると言うことではありません。
イメージとしては、大きな木ですね。
あなたは大きな木です。
1つの枝を育てようと『朝活』という信条にフォーカスします。
その枝が立派に育ち、次の季節には立派に花を咲かせてくれるだろう。
そんな時期に、卒業を意識し始めるのです。
そうしてあなたの意識は再び幹へと戻ります。
枝の方はもう意識せずとも育ってくれるでしょう。
あなたの一部として確実に。
再び、次の枝(信条)にフォーカスする時がやってきたのです。
あなたの一部、1つの枝にフォーカスしながら大きく成長させていきます。
そしてまた幹に戻り・・・。
1本、そしてまた1本と枝を広げながら大きな1本の木(人生)を育てていくのですね。
もっと分類すると、『信条』にも幹の持つ大きな信条と、今お話ししている枝のような小さな信条とに分けることができます。
これに近い表現として、別の記事では『目的』と『目標』とか、『戦略』と『戦術』という表現で使い分けています。
この記事では、これ以上の深掘りはしませんが、
【『信条は何が何でも頑なに持ち続けなければならない』というものではない】
そのことだけは、知って頂きたいことです。
目標と目的についてはこちらの記事をどうぞ ↓
人に伝えることを意識せず、あなただけの信条を
信条を明確にしようとするときは、人に伝えようとすることを意識しない方がいいですね。
「面接用に自分の信条を考えてみよう。」
こうなると、どうしてもカッコイイ言葉を探そうとしてしまうものです(汗)
上にも書いたように、大切なのはあなたの信条の裏にある物語のほうだからです。
人に伝えよう、印象付けようというところから始まると、微妙に方向がズレてしまいやすいんですよね。
何週間も時間をかけて『信条』を探す必要はありません。
準備ばかりでいつまでも行動できないようでは、本末転倒ですからね。
あなた自身の人生の道を出来る限り忠実に進むために、信条というツールがあるのです。
欲しいものは、限りなく透明で、純粋なあなたの信条。
他人の目を意識したり、自身の特性を考えずに面接官の印象に残るような表現ばかり考えてしまうことも程々にしなければいけません。
ただ・・、ここもバランスなんですけどね。
親が子に抱くような、純粋なる愛情でもって伝えておきたい信条がある時は別です。
自分が喜ぶこと=我が子が喜ぶこと
この状態の時には、自分以外のことを意識しながら信条を探していくことも大いにありですね。
一目置かれる営業マンや、ビジネスを起ち上げて成功した人などは、未来のお客さんの利益ばかり考えているタイプも多いのです。
僕の『信条』の歴史を少しだけ紹介します
20年以上前の僕が書いていた恥ずかしい走り書きです(^-^;
語学留学でカリフォルニアにいた頃でした。
簡単に留学できるほど裕福な環境で育ったわけではなかったので、1日1日をとても大切に感じながら過ごしていた時です。
そして、どこか若さに酔っているところもきっとあったのでしょうね(汗)
僕が好きだった作家、遠藤周作の英訳本の最後に書いてたんです。
『信条』についての記事を書こうとするまで、このことはすっかりと忘れてしまっていたのですが・・・。
こうして記事を書きながら、その頃の感情が蘇ってきたんですよね。
しっかりと、
「僕の木の一部として立派な枝となり、1つの役目を果たしてくれているんだなぁ」
と感じます。
その時の僕の信条から紹介させて頂きますね。
地図にない場所におりて歩む
上ある僕の若き頃の直筆です。
カッコつけて英語で書いているのですが、正しい表現かどうかは今でも不明です(^-^;
添削の依頼なんて、恥ずかしくてできませんでしたから。
大学を2年休学して、ようやく達成できた語学留学という夢。
普通にいけば、就活しながら社会人としての準備を行う時期です。
そんな大きな流れから、一人外れていることを僕はどこかで感じていました。
少なからず、不安もあったんですよね。
そんな時に、自分自身を勇気づけたいという気持ちもあったのだと思います。
舗装された道を歩くだけが人生じゃない。
地図にない場所におりて歩む人生もある
それこそがロマンと呼べるものじゃないのか?
懐かしい気持ちで一杯ですね♪
僕にもそんな熱い時期があったんだなぁと、思わず笑ってしまいます。
他人の目や世間の目も確かにあるが、自分の中から湧き上がる想いも確実にある。
自分の為に生きていきたい。
そんな気持ちだったんだと思います。
これも間違いなく、僕の信条として抱いていたものでした。
(偶然が生んだ人生の旅) ⇒ 紆余曲折の時期こそが人生の輝きとなってくれた僕のリアルな物語
継続は力なり 繰り返しまた力なり
これは僕のお師匠さんから頂いたお言葉です。そのお師匠さんも、中学生の頃に学校の先生から聞かされていたものらしいです(笑)
小さな力を少しずつ蓄えていく毎日。
規律的な生活の持つ偉大な力。
習慣が人生を変える。
40年以上生きてきてつくづく感じるのは、小さな積み重ねこそが人生の最大の味方になってくれるものだということです。
大きな夢を見すぎてはるか遠くを見つめても、気が遠くなることがあります。
でも超凡人の僕でも、現時点での自分の集大成は、こうしてせっせとブログを書いている今なんですよね。
「こんな自分でも、多くのことを得られてきたんだなぁ。」
蓄積されている今までの記事を読み返しながら、そう感じることができるのです。
そして、今日もまた1つのレンガを積み上げよう。
この1つのレンガが、
『未来のある時点で、自分でも驚くほどの大きな山になっている』
そのことを信じられるのです。
若い頃から、僕はずーっと、
『言葉から感じる響きが普通よりも少しだけ敏感かも』
と感じていたんですよね。
詩的な言葉や、美しいリズム、表現・・。
普通の鐘をたたくと、「か~~ん」くらいの音色が、僕の場合は「か~~~~~~~ん♪」といつまでも響くような・・(笑)
言葉一つで感じる大きさの違いが、僕の一つの特徴なのかなぁとどこかで感じてはいたんです。
ビジネスに役立つとか、何かの役に立つとか実利的なことは何一つない、世間的には価値のないものです。
それでも、毎日そんな特性をどこかで大切にしてきながら数十年を過ごしてきている僕です。
そんな本当に些細な、握りつぶせるような特性を大切にし続けてきただけで、大きな豊かさを感じられる今があるのです。
ただのサラリーマンがこうしてブログを書き溜められるのも、この積み重ねの恩恵なんだと強く感じます。
どんな些細なことであっても、あなたの感じる特性は継続することで本当に大きな力となります。
あなたの人生に瑞々しく豊潤な果実を実らせてくれるものなんです。
絶対に諦めない 次の扉が見えるまで
これは、今の僕が持っている最新の信条です(笑)
最近の僕が感じていること。
それは、『人生の充実度を一番感じる時は目標に向かって進んでいる時だ』ということです。
もちろん、果実を味わっている時間も格別なものではあるのですが・・
果実を食す一瞬の楽しみのために、何百倍、何千倍の時間を通ってきているんですよね。
多くの失敗を重ねながら、挫折を何度も経験しながら、時間に耐えて・・・
やっと得られる果実です。
今は手にすることのできない果実。
そして未来も100%その果実が得られる保証はありません。
それでも、未来の果実を思いながらニヤニヤして今を過ごしているこの時間。
これもまた格別なんです。
諦めたら楽だろうなぁ・・
そんなことを感じる一瞬も、凡人の僕だから当然あります。
でも諦めることの引き換えに得られるそんな楽な生活も、一瞬で終わるものだとわかっているんですよね。
そしてそんな楽な生活を積み重ねることで・・・、
『継続は力なり』が悪い形で実現してしまうことになってしまうでしょう。
諦めなければ絶対に道は拓ける。
諦めないこの日々こそが貴重なことを知れ。
諦めなければ、たとえ望んでいた結果が得られないとしても、自分にふさわしい結果が絶対に得られる。
だから決して諦めない。
今の僕がフォーカスしている信条です。
そしていつかは、一本の枝になっていく信条でもあります♪
※あなたのコアを探求し、願いを叶える具体的な方法は下の記事をどうぞ
⇒あなたのコア近くから出た信条が一本の柱を立ててくれるから
⇒その信条の裏にある、あなた自身の物語
⇒フォーカスすることで、逆に他のものが見えてくるから
⇒行動を起こす。正しい行動の為に信条というツールがある
⇒あなたの特性。人とは違うあなたの特性が、あなたの人生を豊かにする
登録後から2ヶ月にわたるご案内となる長期ツアー、『人生好転ツアー』を企画しました。
参加資格は、ポチっと登録するだけです(笑)
変化は水面下で静かに進み、ある日突然『ボンッ!』と水面に表れてくるもの。
〇学生生活に意味が見出せない人も、
〇毎日の出勤が辛いあなたも、
〇平凡な日々、これから先の人生がまだ見えていない方も、
〇お金、恋愛、人間関係の苦しみに、痛みすら感じなくなってしまっているあなたにも・・・、
こうした悩みがツアー終了時、どのように変化しているのか?
その答えは2ヶ月後、確実にやってきます。
あなたも、ツアー参加者の仲間に加わりませんか?
小さな登録で、大きな変化を手にするツアー。
ツアー詳細の中味は、今すぐこちらからどうぞ!