良くないことが起こっても、単純に嘆くべきでない理由
人生の苦しみの多くは、これが理由で生じる
人生プラスの時期に身につけるべき、人生最大の知恵とは?
あなたの人生の強力な底力となってくれる偉大な力
約9分です
これらの新しい祝福を得られるための所要時間は
『人生は、プラスマイナスゼロ。良いことも、悪いことも同じだけ平等にやってくる。』
これって、本当だと思いますか?
「辛いことが起こっても人生は悪いことばかりではないから、くよくよしないで。」
「人生は良いことばかりではないから、浮かれすぎてはいけないよ。」
そのような教訓として、使われる表現の一つではあると思うのですが・・・。
それでも僕の中では、人生はプラスもあればマイナスもあるけど、最終的にはプラスで終えたい。
そんな欲求を持っているんですよね(^^♪
それは決して不可能なことでもないと僕は思いますし、人生の最期には
「生まれてこれて良かったな。」
と思いたいものです。
本当にプラスマイナスゼロの法則が、人生に当てはまるのか?
その答えを知るには、『宿命』と『運命』の違いを知る必要があると思えるんですよね。
人生プラスマイナスゼロの法則は本当か?
人生はプラスマイナスゼロなのか?
この問いへの答えを難しくさせてしてしまう原因は、一つです。
私たちには、各人が『自己判断』することが許されているからなんですよね。
僕にとってのプラスであっても、周りの人の目から見るとマイナスの出来事になってしまうことって、珍しいことではありません。
全ての人は、確かにプラスとマイナスの時間を経験します。
振り子のように幸と不幸に振れながら生きている人生観も、間違いであるとは思えません。
幸せな時間も、辛い時間も同じように経験することになっている。
確かにそれは事実だと思うのですが・・・、
人によっては、人生辛いことばかりと嘆いている人もいる。
そして、人生は素晴らしいことの連続だと思っている人もいる。
これもまた事実なんですよね。
そういったことから、
「プラスマイナスゼロと言っても、結局は人それぞれだよね。」
と思ってしまうのですが・・・。
この混乱の原因の一つには、人生が持つ『運命』と『宿命』を混同してしまうことにあるんです。
【塞翁が馬の話】人生はプラスマイナスゼロ
『塞翁(さいおう)が馬』というお話しをご存知ですか?
僕が小学生の頃だったので、本当に遠い昔の記憶なんですけど・・、
当時通っていた塾で、国語の授業の時に出てきた題材です。
『人生プラスマイナスゼロの法則』を考えている時に、すぐに思い出したのはこのお話しでした。
飼っていた馬が逃げてしまって、嘆いていた住人に老人は、
「間もなく良いことがある。」
そのように言うと、
逃げていた馬が、多くの馬たちを連れて戻って来た。
多くの馬を手にして喜んでいたところ、今度その老人は、
「災いが起こる。」
そう言い・・、
乗馬中に落馬してしまい、足を骨折してしまいます。
「再び良い事が起こるだろう。」
老人がそう言ってしばらくすると・・、
戦争が起こったが、その骨折のおかげで兵役を免れることができた。
ザッと、このようなストーリーです。
「悪いことが起こると、次にいいことが起こるお話しなのか。」
小学生だった僕には、その話の深い意味まで知ろうともしなかったし、知ることもできなかったのですが・・、
この年になりプラスマイナスゼロの法則を考えている時、このお話の記憶が再び蘇ってきました(笑)
人の幸不幸は、目の前の出来事だけで簡単に判断できるものではない。
そのことをこのお話は、教えてくれます。
1つの出来事が、その先のまたその先のことまで影響するならば・・、
もう何が人生にとって、プラスマイナスに働くのか判断できるものではないんです。
自己判断の限界を超えるもの
もちろん、今起こっていることを『良いこと』や『悪いこと』に判断を分けることはできます。
でもそれは、僕自身の小さな小さな理解の範囲内からの、小さな判断に過ぎません。
だからその判断が正しいものか、間違っているものなのかは、わからないのです。
先ほどの『塞翁が馬』のように悪いことが起こっても、それは次の良いことへの呼び水であることだってありますからね。
もしタイムマシンがあって、少し先の未来に馬が逃げることがわかって、それを阻止したとしたら・・。
その馬が仲間の馬たちを多く連れてくるというプラスのこともまた、阻止してしまうということになってしまいます。
人生は確かに振り子のように、プラスとマイナスの両方に振れながら動いているものなのかもしれません。
もうすぐやって来るプラスを信じることができずに
「苦労ばかりの人生だ。」
と嘆いている人は多くいます。
またプラスの人生、真っ只中の人は、
「この人生の春は、いつまでも続くものだ。」
そんな風に思ってしまい、次にやって来るマイナスなど考えることもなく、有頂天になってしまっている人もいるでしょう。
それでも、時間は動き、振り子は振れています。
確実に状況は刻々と変化しているのです。
この事実を信じられるかどうか?
プラスもあれば、マイナスもあるけれど、最終的にはプラスの人生で終えてやろう。
それを信じられるか?
信じること。
これが自己のちっぽけな判断を超える、ただ一つの武器だと僕には思えます。
運命と宿命の違いを知って紐解くプラスマイナスゼロの人生
人生のプラスとマイナスを考える時に、しっかりと分けておくべき認識。
これが、『運命』と『宿命』です。
予言とか、占いが好きな方は・・、
「人生には定められた運命があって、避けれられない条件を抱えて生きている」
といった人生観を持たれているかもしれません。
大なり小なり、人それぞれ背負っている決められた出来事がやって来るという考え方ですよね。
僕はその辺のことは詳しくないのですが、『運命』と『宿命』については分けて考えているんです。
『運命』⇒変えることができるもの(成績、運動、学力、仕事、習慣・・)
『宿命』⇒変えることができない(両親、生まれた環境、国・・)
違いはこれだけです(笑)
例えば将棋ですが、ルールだけは知っている僕の場合は3手先を読むのも怪しいものです(^-^;
でも名人となると何百手、もしかしたら何千手先も読んでいるのかもしれません。
それと同じで人生の達人になるほど、
「このままいけば、数年先はこうなるよ。」
ということがある程度は、正確に読めるものなんですよね。
でもこれは『運命』の予測であって、流動的なものであることは確かなんです。
流動的というのは、あなた自身で変えることができる未来のことです。
『宿命』の場合は、変えることのできない条件のことになります。
船は、海や川を進むことができますが、陸には上がれません。
水の上という範囲内では、あなたの判断でどちらにも動けるしスピードの調整だって可能です。
でも、船であれば陸には上がれない。
この部分が、宿命になってくるんです。
もう受け入れるしかない部分なんです。
宿命の中にある人生プラスマイナスゼロ
四季のある日本に住んでいる僕であれば、季節の移り変わりという環境を避けることはできません。
常夏の島や、常冬の地へと出ていかない限り、この条件は受け入れるべき前提となります。
こうしたのも、一つの宿命みたいなものだと僕は考えているんですよね。
【人生プラスマイナスゼロの法則】
この法則も『宿命』と『運命』のように、受け入れるべき法則と、自分の努力の範囲内で変えることのできる条件となるものに分けることができるものなのです。
人生には、良いことも悪いことも平等にやってくるようになっている。
おそらく、そのようなものだと思います。
そしてその中味を更に深掘りしていくと、
『受け入れるべき中味』と、『変えていける中味』
があることに気付きます。
人生がつまらないとか、辛いとか感じる時期は誰にでもあるものです。
そんな時期に多い落とし穴は・・・、
受け入れるべき法則なのに、どうにかしてそれを変えてしまおうとして四苦八苦してしまう。
変えていけるものなのに、「もうどうにもならない」と諦めて人生に絶望してしまう。
宿命と運命の違いを混同してしまって、八方塞がりのように苦しんでしまっている状況が多かった。
僕の過去を振り返って考えてみると、そんな落とし穴にハマってしまって苦しんでしまっていたことが多かったんです。
万人に当てはまる、原因と結果の法則
プラスの原因を作れば、プラスの結果を得ることになる。
マイナスの原因を作れば、マイナスの結果を得ることになる。
原因と結果の法則は、何人たりとも逃れることのできないものです。
1つの原因を作った時点で、もう結果は決まっているんですよね。
僕は今、こうして人生についての記事をせっせと書いています。
これは、1つの『原因』を発生させているわけです。
この記事の内容、発信する時期・・・、
色々な原因を発生させることで、何らかの結果は必ず僕に返って来るものなんですよね。
だからこそ、発信する内容(原因)には気を配るべきなんです。
その原因がもう既に、僕が手にする結果を決めているからです。
読者さんを不快にさせてしまうような原因であれば、それなりの結果が。
読者さんに温もりをお届けできる原因であれば、それなりの結果が色々な形となって戻ってきます。
その結果は本人に実感できないものであるケースもありますが、必ず適切な時期にその結果は返って来ることになっています。
人生の苦しみは、この『結果の部分』だけを欲しがってしまい『原因』に目を向けないことで発生してしまうことが多いんです。
受験勉強をしないという原因をつくっておきながら、東大合格という結果を欲しがる。
みかんの木を植えているのに、桃の果実を欲しがって苦しんでいる(笑)
今ある結果に嘆いていると言うことは、間違った原因を既につくっていたとも言えるはずなんです。
万人が変化の中を生きている
【変化の中を生きている】
『原因と結果の法則』とは別の、もう1つの代表的な宿命です。
何の変化もないままで人生をおくることは、不可能だということですね。
人生プラスの時期にいる人にとって、この不変の法則は身の引き締まるものになるでしょうね。
人生マイナスの時期にいる人にとっては、朗報となるかもしれません♪
人は誰でも『安全の欲求』を持っているものです。
安全の保障が得られない変化を嫌うものなんですよね。
それでも・・・、
現状維持を求めるほど、人生はうまくいかなくなるというルールがあるんです。
良いことがずっと続いて欲しいと願うのは、当たり前の欲求です。
でもそれがずっと続くという時点で、もうそれは良いこととは呼べないものなんですよね。
人生プラスの時期とマイナスの時期。
振り子のように変化を繰り返しながら、動き続けている。
人生の目的という一つの方向へ進み続けている存在なんです。
辛い時、苦しい時には、この絶対的な法則を思い出してください。
至難の時期が永遠に続くことは、絶対にないのですから。
変えられないものについては、考え方で対抗する
原因と結果の法則
変化し続けるという法則
この他にも人生の不変のルールは無数にあるはずです。
それぞれの異なった環境で生きている私たちは、それぞれの人生の中でそうしたルールを発見していくものなんです。
こうした人生の『宿命』については、もう受け入れるしかないものです。
どのように受け入れるべきかを考えるべき種類のものなんです。
あなたが水泳が好きであったとしても、秋がきて冬が来れば外で泳ぐことは困難です。
そうした季節の変化に抵抗しても無駄ですよね?
夏が来るまでひたすら待つのか?
時間を耐えるのか?
そのような受け身の考え方もありますが、そこから一歩先に進んでいこうとする人もいます。
温水プールを考えたり、陸の上での水泳体験を発明したり・・・。
変えられないものは受け入れて、考え方の方を変えていく。
宿命に対してはそうした対応の方がずっと楽ですし、理にかなったものであると僕は思います。
運命の中にある人生プラスマイナスゼロ
船が陸に上がれないのが『宿命』であれば・・・、
水の上で各自の判断によって、進路を決めることのできるのが『運命』。
運命とは、変えられるものです。
水の上である限りは、スピードも進路も舵取りもあなた次第ということです。
もちろん、嵐の日もあれば穏やかな太陽の下で静かに進めることのできる日もあるでしょう。
天候による条件など、避けられない状況の中であっても・・、
航行を続けるか待機するかと言った選択可能な領域内では、あなた自身で決定できる余地があるんですね。
当たり前のことですが、変更可能な領域内においてはマイナスと思われる状況下であっても、ゼロにしたりプラスに持っていたりすることは可能です。
その逆で、プラスの状況であっても判断を誤ってしまえば、ゼロになったりマイナスになってしまったりすることもあります。
宿命的な人生のプラスやマイナスの中であっても、その中で変更可能な領域があるということです。
そこで考えるべきは、
プラスの時にはどういう判断をした方がいいのか?
マイナスの時にはどんな判断をすべきなのか?
ということになってきます。
人生プラスの時
人は現状維持を無意識に望んでいる存在であることは、既に書きましたが・・・、
人生プラスの時には、特にそんな気持ちになりますよね(笑)
いつまでのこの状態が続いて欲しい。
延命を望むように、1年でも1ヶ月でもプラスの時期が続いて欲しいというのは、人として当たり前の感情だと思います。
それでも、変化は必然のものとして受け入れる気持ちを持つことです。
皮肉なことですが・・、
現状の維持にこだわることで、かえってプラスの時期を短くしてしまうことがあるものなんです。
また、プラスの時期が続き過ぎたためにそれを当たり前として感じてしまうようになり、プラスの時期を満喫できなくなってしまうこともよくあることです。
ビジネスで成功した人は、これを『シャドウ』と呼んだりします。
苦しい時期に努力を重ねて成功した経営者であっても、その裏で家族の問題や、会社内での人間関係の裏切りに悩むことになったりするというものです。
「よく言わるシャドウという状況は、自分にはやって来ていない。」
そう豪語していた経営者が、うまい投資話にのってしまい多くの損失を出してしまった。
こんな人も実際にいますし、似たような話は世の中ゴロゴロしています。
『塞翁が馬』にあるように、人生プラスの時にはマイナスの状況に備えて心構えを固めておくことは、人生の貴重な知恵だと思うんですよね。
具体的には、プラスの現状況をありがたいと思う気持ちを維持することです。
感謝を忘れないということですね。
その効果は絶大ですよ。
プラスの時期を延命する効果はもちろん、マイナスがやって来た時の強さと柔軟さを得られるからです。
人生マイナスの時
人生マイナスの時には、言うまでもなく少しでも早くこの状況が過ぎ去って欲しいと思うはずです。
これについては、僕も痛いほどよくわかります(汗)
寒い季節が嫌いな方にとって、冬がやって来る季節は憂鬱であるはずです。
早く過ぎ去って欲しい。
あと3ヶ月の我慢だ。
変化を受け入れるマインドを身に着けているあなたは、忍耐の時間を耐えることもできるでしょう。
でもここで、更にもう一歩あなた自身の思考の力を使って頂きたいのです。
それはより主体的に、より積極的にそこからプラスを掴んでやろうという心構えです。
冬が嫌いであっても、鍋料理や熱々のおでんを楽しめる時間はその中にあるものですよね♪
季節の変化という避けれれないマイナスであっても、その時期に隠れているプラスを探すことです。
多少、強引にでも考えてみることが必要な時もあるんですよね(^-^;
実際、50代になろうとしている僕が過去を振り返った時、強く記憶に残っていることや自信の土台となってくれているもの。
それは、このマイナスの時期にどんな考え方で過ごしていたかといった点ばかりなんです。
ここはもう本当に、実感している部分です。
「懐かしいなぁ。遠い記憶だけど、貴重な経験だったな・・。」
後になってそのように感じる経験は、決まってマイナスの時期に自分ができる行動をしてきたことが圧倒的に多いんです。
人生マイナスの時期を今過ごしている。
もし今のあなたがそう感じているのであれば、この時期は数十年後あなたの記憶にしっかりと定着する貴重なものとなるはずです。
そんな大事な時期にあなたは今いるのです。
マイナスの時期に必要な人生の底力
この記事で、僕が最も強調したいこと。
言いたいことは、積み重ねの力の偉大さです。
もうすぐ50代に入る僕が、齢を重ねるごとに強く実感している人生の真実です。
と言っても、まだ若いあなたには、実感としてそれを感じることは少ないかもしれませんね(^-^;
不思議なものです。
僕も若い頃は一発大きな結果が欲しくて、いつも焦りを感じていました。
コツコツと亀のように歩む姿に価値を感じることはできなかったんです。
自分よりすごい人の姿ばかり見ては、
「結果が欲しい。年を取ってからでは遅すぎる。」
そんな風に感じていたのですが、年齢を重ねた今は全く逆です(笑)
今日の積み重ねが、10年後の預金になってくれる。
10年後の僕の為に、今日も一つ積み木を重ねよう。
そんな気持ちで、毎日を過ごしているんですよ♪
それは、コツコツと積み木を一つ一つ積み上げる毎日、
継続の力がとてつもなく大きな貯金をもたらしてくれることを、心の底から確信しているからです。
これだけは、絶対に裏切らないものなんですよね。
ただ、1つだけ受け入れるべき条件はあります。
些細な簡単な積み重ねなのですが、その結果はあなたの期待している時期にやって来るとは限らないこと。
あなたの期待を超えた最もふさわしい時期に、『積み重ねと継続』の恩恵は与えられるものだということです。
今現在、僕は経済的にも心境的にも、とても余裕のある気持ちで過ごすことができています。
振り子は振れているので、宿命による変化は避けることはできないこともわかっています。
それでも25年前から積み立ててきた僕の心の貯金によって、今の僕は人生を満喫できている。
だから、今日も未来の自分の為に1つの積み木を重ねます。
この力だけは、決して裏切られることのない人生の底力となってくれるものだからです。
⇒船の舵取りを自由意思で行うのが運命、船は陸に上がれないのが宿命
⇒その良くない出来事が、次の良いことへの呼び水になることがあるから
⇒原因を無視して、結果だけを欲しがろうとすること
⇒感謝、ありがとうの気持ちを継続することで、強さが生まれる
⇒積み重ね、コツコツとした小さな継続が大きな力に成長する
登録後から2ヶ月にわたるご案内となる長期ツアー、『人生好転ツアー』を企画しました。
参加資格は、ポチっと登録するだけです(笑)
変化は水面下で静かに進み、ある日突然『ボンッ!』と水面に表れてくるもの。
〇学生生活に意味が見出せない人も、
〇毎日の出勤が辛いあなたも、
〇平凡な日々、これから先の人生がまだ見えていない方も、
〇お金、恋愛、人間関係の苦しみに、痛みすら感じなくなってしまっているあなたにも・・・、
こうした悩みがツアー終了時、どのように変化しているのか?
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