僕が持っている資格で一番活躍しているもの
他の資格が、今の僕の人生に役立っていない理由
資格が取れる、取れないという結果より大切なもの
好きか嫌いか以外の判断基準とは？
それでも資格取得で人生を変えることはできる。なぜなら・・
これらの新しい祝福を得られるための所要時間は約5分です
就職活動の時。
転職の時。
新しいスタートの転機。
職場でのステップアップに・・etc。
人生を変える必要があるという気持ちから、資格取得を考える時はあるものです。
僕もまぁ、いくつかの資格は持っています。
TOEIC、宅地建物取引主任者、クリーニング師、英検もありましたね・・・。
（TOEICは資格とは言えないかもしれませんね・・・）
「それらの資格が、僕の人生を変えただろうか？」
自問自答してみたのですが、答えは・・・、
正直なところハッキリとYESとは言えない、微妙なところです・・・（汗）
メリットと言えば、履歴書に書く項目が増えたことですね・・。
資格取得の数で入社後の立場が有利になるかと聞かれると、答えはそうではありません。
一度入社してしまうと、実務能力で判断されるようになりますから・・。
今思うと、僕は資格という『客観的な証明』を信じて依存し過ぎていたように感じます。
資格を目指している頃の当時の僕は、十分に知らなかったんですよね。
資格の内容よりもっと大切なのは『本人の動機』であるということに、気付けていなかったのです。
人生を変えるまでには至らなかった僕の資格
それなりに勉強が必要だった資格もありました。
宅建なんかは、随分と苦労した記憶があります。
取得した時には、
「これでもう食いぶちに苦労することはないね。」
なんてことを言って下さる方もいたのですが・・。
全くの畑違いの仕事をしている今は、この資格をほぼ活用出来ていません。
すっかり内容も忘れてしまい、ゼロレベルに戻ってしまっていました(汗）
TOEICの方は、就職の面接時にまぁ役に立ってくれたとは思います。
仕事上でのメールや電話のやり取りで英語を使うことはあっても、特に資格が無くても仕事自体は出来ますからね。
ただTOEICについては、実務的なものよりも自分自身に自信をつけてくれたという点で、得るものは大きかったと思います。
（興味のある方は、『恋の力で英語力UP』のお話をどうぞ) ⇒ 紆余曲折の時期こそが人生の輝きとなってくれた僕のリアルな物語
今僕が持っている資格で一番活躍してくれているものは、普通自動車の免許です(^.^)
実務的な面だけをみると、それ以外のものは得に必要無かったなぁと今は思ってしまいますね。
資格取得後のビジョンが人生を変える
このことは、今だからそう思えることでもあるのですが・・、
資格に対する考えに、僕のほうに問題があったような気がするんですよね。
資格さえ取れば自分の人生が変わると、どこかで思ってしまっていたところがあったからです。
ごくごく当たり前のことですが・・・、
大切なのは資格を取ることではなくて、
資格を取った、その先のビジョンこそが大切だったんですよね。
宅建なんてその最たるものでした。
別に不動産関係の仕事に従事する意図もなく、とにかく試験さえ通過しておけば道が開けると勘違いしてしまっていたんです。
資格取得後の僕自身の人生のビジョンを描けていなかったのだから、人生を変えることができなかったのも当たり前ですよね（汗）
取得すればお声がかかり、人生が変わると思っていた
信ずべきは、『自分自身』でした。
外にある変化のキッカケを探す前に、僕自身としっかりと向き合って『覚悟』のようなものをつくっていく作業が必要だったんですよね。
その土台がある人にだけ、資格が人生を変える武器となってくれるのです。
お上の定めた『資格』に、僕はどこか依存してしまっていました。
依存することで、ぼんやりと抱えていた将来への不安から逃れようとしていたんですよね・・（汗）
ちょっと話はそれてしまいますが・・・、
独立してビジネスを始めたいと志望する人が失敗してしまう傾向も、この『依存心』にあることが多いのです。
この人にさえついていけば大丈夫
この教えさえ学べば大丈夫
とにかく一生懸命頑張ってさえいれば大丈夫
『信じる』ということと、『依存』してしまうことを混同してしまって、失敗してしまうものなんです。
(※参考） ⇒ もう二度と迷わない。人生の目的の見つけ方、伝えたい大切なこと
資格の取得の動機が、『漠然とした不安から逃れたい』というものであったのなら・・。
まずは、そこに気付くことですね。
そこに気付いたあなたは、人生を変える為の下準備はすでにできているということです。
資格を取得して人生を拓くような人は、『取得後の先の姿』までをもイメージしているものです。
そのような人たちにとって、資格取得がゴールではないのですね。
大切なのは、その先にあるのですから。
「なぜその資格が欲しいのか？」
という目的の方がずっと大切なことなんです。
娘が目指している資格から思うこと
高校へと入学した僕の娘のことをお話しさせて下さい。
料理が好きだった彼女は、何か料理に関係する資格が欲しいと思ったみたいでした。
そうして興味を持った資格が、『管理栄養士』だったんですよね。
高校への進路を決定する時も、その資格が取得できる学校を受験して・・、
卒業までに『管理栄養士』取得を目指しているとのことです♪
将来就きたい仕事があるらしく、その為に必要な資格らしいのですね。
資格云々ではなく、『将来就きたい職』を先に言ってきたので僕は安心しました。
僕の若い頃とは大違いです(笑)
資格が取れるか取れないかの結果は重要ではありません。
取得後のビジョンさえあれば、軸を外すことは無いでしょう。
若い頃の僕とは違って、今の若い人たちは偉いなぁと感心してしまいました(^.^)
人生を変える為の資格取得の判断軸とは
「この資格さえ取得できれば、人生はもう安心だ。」
そのように考えて、取得する資格を選んでしまう時には注意が必要です。
『あなたの人生を変える保証をしてくれる資格など存在しない』
と考えておいた方が良いでしょう。
勉強をし続けるということだけで、安心してしまう人も実際はたくさんいるんですよね。
いつの時代にも同じような方はいるものです。
僕がまだ若かったころ、25年以上前も同じような人はたくさんいました。
学生時代に休学をして、語学留学に出ていた時期があったんですけど、同じように留学に来ていた日本人もたくさんいたんですよね。
「英語を覚えて、どんなことをしたいの？」
という問いかけに対して、
「ずっと、勉強していたい。勉強し続けていると安心できる。」
そのような返答をしていたことを思い出しました。
もちろん、何もしないよりずっとマシなことだとは思います。
でもどうせ頑張るのであれば、『頑張る理由』をしっかりと自分の腑に落とすこと。
まずはこの作業から取り掛かった方が絶対にいいです。
頑張る理由を自分自身の中に探求することです。
そしてそれを軸として資格取得へと進んでいくと、その後のスピードが全く違ってくるんですよね。
『好き』と『得意』の違いを知ることが人生を変える
誰しも、自分の好きな事を仕事にしたいと思うはずです。
僕だって、自分の好きなことで食べていけたらどんなにいいだろうと考えたりします。
でも・・・、
『好きか嫌いか』を判断基準としてしまうと、そこに一つの落とし穴が待ち受けていることがあるんですよね。
もちろん、『好き嫌い』というモノサシの判断が功を為すこともあるでしょう。
But・・・！
営業職をもう20年近くやっている僕ですが、実は僕は営業が好きではありません。
クレームを受けると気持ちも沈みますし、いつも自分の売上を気にしなければいけませんから。
それでも営業職を続けているのは、それが僕に『求められている』職だからです。
僕の好き嫌いに関係なく・・、
営業という職を通して会社を潤し、そしてお客様に満足して頂く仕事を期待されているからです。
自分が欲していることと、相手が欲していること。
この2つは、必ずしも一致するものではありません。
相手が欲していることを、あなたが提供出来るものは何ですか？
もしあなたが、それを見つけることができたら・・・。
あなた自身がそれを好きではなくても、あなたの『得意』なことであると言えるはずです。
【目指すべき資格】自分の気持ちを二の次に置く
あなたの『得意』とするものは、何でしょうか？
あるいは多くの人が求めているもので、あなたが提供できそうなことは何でしょうか？
その求めているものを与えるために、あなたが必要な資格はありますか？
あなたの『得意』とするものを更に活かすための資格。
（好きなことではないですよ。得意で好きなことであればベストです！）
少しの間だけ、ご自分の気持ちを脇に置いてみて考えて下さい。
自分がしたい事や好きな気持ちを一旦忘れてみて、自分以外の人が求めていることや悩んでいることをちょっとだけ考えてみるのです。
自分の気持ちに嘘をつくの？
自分を犠牲にしてしまうの？
そのように思われるかもしれません。
だから、一時的な思考でも大丈夫です。
自分のことは脇に置いて、相手の利益を考えてみる時間を少しだけ確保してみるのです。
愛するあなたの家族に接する時のように、あなた自身と接してみて下さい。
それでも資格は人生を変える
資格取得について、マイナスの要素を長々と述べてしまいましたが・・・(笑)
決して、資格取得を目指すことが無駄だと言ってるわけではありません。
確かに、
『資格そのものが僕の人生を変えることはなかった』
ことは、僕にとって本当のことです。
それでも、資格を取得して良かったと、僕は本当に思っているんですよね。
資格そのものが直接役立つことはありませんでしたが、実際は僕の人生に多くのプラスとなってくれているからです。
資格取得に向かって努力してきた過程そのものは、僕の中でしっかりと活きているんですよね。
社会人歴も25年を過ぎる年になると、このことを心から実感します。
資格取得を通して得ることの出来る『成功体験』は、あなたの心の強い支えとなってくれるはずです。
【人生を変える為の必須条件】自己管理の大切さ
休日にまとめて勉強をするのではなく、少しの時間でも必ず毎日勉強すること。
翌日忘れてしまうことがあっても決して悲観せずに、ペンキを塗るような気持ちで繰り返し学習していくこと。
機械的な暗記に終わることなく、出来るだけ感情や気持ちを入れながら学習する術を考えていくこと・・・etc。
自分なりにつかんだ、学習のコツです(^^♪
資格試験という目標でもなければ、このような学びを得ることもなかったかもしれません。
覚えたいことがあれば、教えること。
覚えたことをすぐに外に発信することで、逆に記憶に定着すること。
教える相手がいなければ、想像上の生徒に自分が先生になったつもりで教える・・。
僕が身に付けたこうした学習のコツは、社会人になっても役に立ってくれています。
仕事にしても、自分の中だけに留めておくと良い結果はでない。
誰かのために発信して、外に出すことこそが、結果的にあなた自身への利益となること。
あなただけの学びも、きっと得られることでしょう。
人生を変える要素が詰まっている
資格試験だけに限ったことではありません。
目標を定めてそれに向かって挑戦していく経験は、『人生を変える』だけの力があります。
頑張ることを通して得られる、周りの方々からの助けを実感することもあるでしょう。
目標に向かって過ごしている間は、目指している資格のことしか頭にない日々を過ごすことでしょう。
目を閉じても、テキストの内容が瞼の裏に焼き付いているようなあの感覚・・。
そのような日々を過ごすことで、あなたの思考内容にも変化が起こってきます。
思考に変化が起これば、習慣も変わります。
習慣が変われば、人間関係にも変化は訪れてきます。
同じような資格を目指し、同じ環境の下で孤独に頑張っている人達との出会いがあるでしょう。
あなたが変わるから、周りの人たちも変化してくるのです。
資格取得後には、新しい環境に飛び込むことになるかもしれません。
その新しい環境は、かつてあなたが居心地の悪さを感じていた場所であったのかも・・。
資格を取る前までは。
全ては、あなたのステージが上がることによって起こる変化です。
資格取得への挑戦は、あなたの人生を変える要素がぎっしりと詰まっています。
今あなたが努力して頑張っているこの時間は、あなたの人生を変えるものです。
最高の瞬間を味わう日の為に、悔いを残さないよう自己研鑽を続けて下さい♪
※追記
資格試験を突破するには、イメージングの力を使うことが効果的です。
少しコツはありますが、誰もが持っている力なので使わない手はありません。
詳しくは、ただ決めるだけ。7つの潜在意識活用術を知れば人生が思い通りに！でお話ししています。
僕が持っている資格で一番活躍しているもの
⇒普通自動車免許(笑)
他の資格が、今の僕の人生に役立っていない理由
⇒資格取得後のビジョンを持っていなかったから
資格が取れる、取れないという結果より大切なもの
⇒取得後の姿をイメージできる力。たとえ取得に失敗しても、そのイメージングの力が人生の力となる
好きか嫌いか以外の判断基準とは？
⇒求められているのか？得意であることか？
それでも資格取得で人生を変えることはできる。なぜなら・・
⇒成功体験、努力を通した思考の変化、人間関係の変化、環境が変化するから
【P.S.】
人生を変える資格との出会い。
自分の本心に正直に向き合い、勇気を持って行動しようと決断したあなたへ。
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〇平凡な日々、これから先の人生がまだ見えていない方も、
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