講義が終わり部屋に戻って冷凍餃子を焼く。

飲み会に向かう学生たちの声だけが遠くに聞こえる夜。

「つまらない学生生活だ」
独り言のようにつぶやいてしまうあなたに、言わせてください。

30年以上前、僕も同じように
「あぁ、毎日がつまらない・・」とつぶやく学生でした。

サークルの写真や、ゼミ後のボーリング大会に参加した他の生徒たちの会話を聞きながら、自分だけ置いていかれた気がしていたんですよね。

今この時代にも、他人には言えない辛さや孤独を抱えたまま、
多くの大学生たちが画面の向こうから

「人生つまらない,大学生」

と検索しているのかもしれません。

エア
エア
大学生活の期待が高いほど、入学後につまらないと落胆してしまうことは、よくあることだと思います。
大学生
大学生
楽しみにしていた一人暮らしも、つまらない……。何も楽しくないです。

僕も30年以上前、まさにそんな大学生でした。

人見知りで内気なタイプだったから、新しい友人もできません…。

大学ではクラスメートのような人間関係はなくなりますよね。
だから、サークルに入らない限り、友達もできにくいものです。

学生アパートで一人暮らし。

高校生の頃から密かに憧れていた夜遊びも、
一人では何もすることがなく、ずっと部屋で過ごしていました(^^;

1人で夜の街を歩き回っても、お金もないし、楽しくありませんからね。

中学・高校と、
「学校が楽しくない」と感じていた僕にとって、
大学生は一つのゴールでもありました。

 

「大学に入ったら、遊べるぞ。自由な時間がたくさんあるから。」
「大学は、自由で楽しいぞ~。」

そんなことをずっと聞かされていましたし、
高校の先生も同じようなことを言ってました(笑)

でも、そんな期待は見事に裏切られたんですよね……。

つまらない。
飽きた。
休みもすることがない。

——もしあながが、そう感じているとしても、
それは、あなただけがおかしいわけではありません。

ただ、社会人になってから分かったことがあります。

つまらない4年間であっても、
「何も得るものがなかった」わけではないということです。

当時の僕が知らなかった視点を、これからお伝えしていきます。

閉ざされていた感覚。
息苦しさや孤独。

そんな時間すら、僕の人生には大切であり必要な経験だったと、今なら言えます。

Contents
  1. 【結論】人生つまらない大学生へ~まず知ってほしいこと~
  2. 【当時の僕が知らなかったこと①】「楽しい大学生」には2種類ある
  3. 【当時の僕が知らなかったこと②】つまらないの対極は「楽しさ」ではなく「充実感」
  4. 【当時の僕が知らなかったこと③】変化の前に必ず来る孤独
  5. 【当時の僕が知らなかったこと④】与えられた環境を受け入れる力
  6. 【当時の僕が知らなかったこと⑤】出口には、今見えない発見がある
  7. 25年後の僕から見た「光」
  8. 今夜の眠りの前に、明日からの一歩
  9. まとめ

【結論】人生つまらない大学生へ~まず知ってほしいこと~

まずは先に、結論を書きます。

長い話を始める前に、
今のあなたが一番知りたいことだけ、はっきり伝えていきますね。

実りのない大学生活は絶対にない

「人生つまらない」
と感じている大学生のあなたに、1つだけ断言できることがあります。

4年という大学生の期間、あなたの人生にとって何も得るものが無い
——そんなことだけは、絶対にありません

周りの大学生たちは皆、大学生活を満喫している人ばかりに見えるかもしれません。

ゼミが終わると、

「1時間したら、お前の部屋に行くから♪ その後で飲みに行こうか。」

そんな会話が聞こえてきても、自分だけ部屋に戻り・・・、
冷凍餃子を焼いて食事を済ませ、テレビをつけっぱなしにする。

「自分は、なんてつまらない大学生なんだろう……。」

「貴重な4年なのに、このまま
つまらないと感じる気持ちのまま終わってしまうのかな(汗)」

——そんな惨めさや焦りを、
僕も30年以上前、まさに感じていました。

でも、楽しく過ごしている大学生だけが、価値あるものでもないんですよね。

今感じているあなたの気持ちも、必ず意味のあるものです

あなたの人生にとって必要な経験だから、つまらない大学生活を経験させてもらっている。

そんな一面も、必ずあるのです。

つまらない大学生に悩んでいた僕だから、ここはお約束できます。

「飽きた」・「無気力」は『敏感さ』の表れ

「大学生 人生 飽きた」
「人生 つまらない 無気力 大学生」——

もしかするとあなたは、こんな検索ワードでこの記事を読んでおられるのかもしれません。

飽きたのは、あなたが弱いからではありません。

高校生の頃に聞かされ続けた
「大学は自由で楽しい」
という期待と、今の現実のズレが大きいからです。

一人暮らしも、友達作りも、想像と違った。
期待が大きいほど、裏切られた感覚も強くなる。

それは自然なことです。

そして、
「無気力に感じる自分を責めなくていい」とも言いたいです。

あなたが大学生として悩んでいるということは、それだけ敏感な感性を持ち合わせていることの証拠です。

鈍感な人であれば、疑問に感じることもありません。

刺激的な楽しさで、無意識にその違和感を覆い隠してしまっている人も、たくさんいるのです。

「つまらない」
と感じる力があるからこそ、

周りの「楽しそうな大学生活」に違和感が生まれる。

それは欠点ではなく、
あなたの中で何かが生まれようとしているサインかもしれません。

認める=諦めではない

これから、
この記事で一番伝えたいことを書いていきます。

今の
「つまらなさ」「飽きた」
こうした気持ちを認めることは、諦めでも、我慢の強要でもありません

あなたは、現実を正直に見れているのです。

「楽しめばいい」「サークルに入ればいい」
——そう言われるたび、余計に自分がダメに感じますか?

僕は入学したばかりの時期、
サークルに参加する新入生を募集している先輩たちの姿を見ながら、

「入ったら楽しいのだろうな…。」
「強引にでも、僕を誘ってくれないかな」

そんな気持ちでキャンパスを歩いても、そんな声もかかることなく、寂しくアパートに戻っていました。

そんな学生だったから、友達も少なかったです。

友人が少ないことは、
当時の僕にとって受け入れるべき環境でもありました。

認めることで、初めて自分と向き合える余白が生まれるんです。

 

別の表現を使えば、
今のつらさを「ないことにする」必要はないということです。

辛い・つらい・苦しい
——そう感じているなら、それもあなたの正直な感情です。

ただ、認めたうえで、
『この4年を「ただの無駄」にしない考え方がある』
ということが、僕がいちばん言いたかったことなのです。

当時の僕が知らなかった視点——

✓「楽しい大学生」には種類があること
✓つまらないの対極にあるもの、孤独の意味——

これらを、このあと順番にお話ししていきます。

最後には、
25年後の僕から見た「光」もお伝えします。

今夜、眠る前にひとつだけ考えられる問いも、記事の後半で書いておきますね。

【当時の僕が知らなかったこと①】「楽しい大学生」には2種類ある

当時の僕は、周りの大学生を見て、悶々としていました。

「楽しい大学生って、どんなものなんだろう?」

眩しく目に映る周りの大学生たちが、楽しく見えるのは当たり前のことです。

今のあなたが持っていないものを、その人たちは持っているのですから。

そんな感じで、やるせなさを抱えていた僕でしたが……
あるとき、『楽しさ』にも種類があることに気付いたんです。

一括りに『楽しい大学生』と言っても、その中身には大きな違いがある。

それが、当時の僕が知らなかったことの一つ目です。

今だけの楽しさ。卒業後の虚しさという代償

一つ目は、『今だけの楽しさ』です。

学生アパートで、朝方まで友人との酒盛り。
夜中のドライブ。
麻雀、パチンコ、ゲーム……。

うるさく言ってくる親もいない環境で、好きなように過ごすことのできる時間。

そういった大学生に、僕も憧れていました(笑)
正直、羨ましかったです。

でもどこかで、小さな不安というか、
納得できない小さな気持ちも、確かにあったんですよね。

今だけの楽しさだけを求めて過ごす4年間。
その先に待っている、社会人としての長い人生。

人生をつまらないと感じている、あなたの気持ちは間違いのないものです。

「周りは楽しそうなのに、自分だけ取り残されている」
その感覚を持っているあなたは、実はよく見えている

僕はそう思います。

僕は当時、そんな気持ちを言葉にできませんでした。

でも、その不安の正体は、
卒業後に待っている『虚しさ』への、かすかな予感だったんですよね。

そうした虚しさが待っている楽しさ。

それを単純に求めていくだけでは、得るものは少ない。

4年間、目の前の刺激だけを追いかけた先に、何が残るのか——
当時の僕は、その問いに向き合えていませんでした。

だからこそ、今のあなたに伝えたい。

周囲の「楽しそうな大学生活」が、
すべて正解というわけではないということです。

未来に繋がる楽しさは、つまらない今の中にもある

もう一つは、『未来に繋がる楽しさ』です。

つまらない生活の中に隠れている楽しさ。
それでも、未来の自分に繋がっている楽しさ。

たとえ、つまらないと感じている今の時間の中であっても……
明るい未来へ繋がる楽しさであれば、見つけることができるのです。

僕の場合、派手な飲み会や夜遊びの経験はほとんどありませんでした。
でも、古い6畳の部屋で寝転びながら、夢中になって読める小説との出会いがありました。

心だけは、小説の中の自由な世界を飛び回っていた時期です。

友人が少ないことなど、その時の僕は全く気にならなくなっていました。
それで何の問題もありませんでした。

もちろん、これは僕個人の体験です。

あなたにとっての
「未来に繋がる楽しさ」が、必ずしも本であるとは限りません。

ただ、目の前の刺激だけでは埋まらない空白を感じているなら、

その空白は、あなたの中の何か——
言葉にできない感性、
まだ形になっていない「好き」——

未来へ続く道を探しているサインかもしれません。

『今だけの楽しさ』ばかりが「楽しい大学生活」の正解に見えてしまう…。

その偏りこそ、当時の僕が知らなかったことでした。

つまらない今の中にも、未来に繋がる何かはある

ただ、それを見つけるためには、もう一つ大切な視点が必要です。

人生つまらないという気持ちの対極にあるもの。

それは、『楽しさ』ではなく、『充実感』——
次の見出しで、そこからお話ししていきますね。

今夜、ひとつだけ考えてみてください。

「周りが楽しそうに見える大学生活」と、「あなたが本当は求めているもの」

——その間に、ズレはありませんか?

今は答えがはっきりしなくても大丈夫です。

問いを持ったまま、明日を迎えてください。

【当時の僕が知らなかったこと②】つまらないの対極は「楽しさ」ではなく「充実感」

前の見出しでお話しした、『今だけの楽しさ』『未来に繋がる楽しさ』

その先にある、当時の僕がもう一つ知らなかったこと。

それが、
「人生つまらない」
という気持ちの対極にあるものでした。

それは、『楽しさ』ではなく、『充実感』です。

周りの生徒たちが、ゼミの教室や親睦会で「楽しそう」に見えるほど、自分の部屋が静かに感じる。

そのギャップの中で、僕はずっと「楽しさ」ばかりを探していました。

でも、社会人になってから気付いたんです。

本当に欲しかったのは、目の前の刺激ではなかったこと。

本当に求めていたのは、
「この4年間、自分の中で何かが育っている」という実感だったことに。

つまらないと感じている今のあなたへ、
まだ断言はしません。

ただ、
「問いの向き先を変えるだけで、見えてくる景色が変わること」
が、僕の経験上、確かにありました。

あなたにとっての充実した大学生活とは?

充実した大学生。
あなたにとっての充実した大学生活とは、どんなものですか?

SNSや周りの会話からイメージした「楽しい大学生活」を、一度横に置いてみてください。

友達がたくさんいて、毎日がイベントのように賑やか——
それが、すべての人にとっての充実とは限りません。

もちろん、あなたにとっても。

人生つまらないと感じているのは、あなたの中に何かが生まれようとしている大切な時期なんです。

決して無駄にすることのできない時期を、今のあなたは過ごしています。

そのとき、意識を向けるべき場所。
それは、あなたの感性です。

素っ裸の、あなたの感性。

どんなことか、あなたの心に『カ~ン』と響くのか?

透明な音が、いつまでも残るようなこと。
それは、各人の個性によって様々です。

本の一節。
特定の音楽。

誰にも言えなかった、言葉にできない豊かさ

——当時の僕にとっては、小説の世界でした。

あなたの答えが、まだ見つかっていなくても構いません。

「自分は、何に心が動くのか?」

この問いを持てているだけで、十分です。

今はまだ、ひな鳥のように危うい状態かもしれません。

それでも、そうした感性の中に、
あなたの人生の可能性が隠れています。

社会人になって、複雑な人間関係の中で多くの時間を過ごすようになると、こうした時間を多く持つことは、とても難しくなってくるんですよね。

たった4年しかないこの期間。

あなたの裸の感性に迫って、大切に育てていくための絶好の時なんです。

未来へのはしごをかける時期
出発前に、ナビをセットする時間

そう考えると、つまらない今が、
「充実した楽しさを感じられる入口」にもなり得ます。

80年から100年という人生の時間の中の、4年間。
大学生から社会人になるまでの、4年間。

この時間の意味を、僕なりに言うなら、鎧の中身を鍛える時期です。

社会人になるということは、実践の場——
競争の場にも出ていくということ。

社会人になると、
周りとの人間関係や環境に気を配るエネルギーが、一気に増えます。

守りも攻めも必要な場所では、鎧をまとって身を守る必要がある。

社会人になって数年経ち、僕は大学生としての期間が、
「鎧を脱いで自分自身に直面できる貴重な時期」
だったことが、わかりました。

つまらないと感じている今——
それは、鎧を脱いだ、傷つきやすい状態かもしれません。

でも同時に、自分の中身と向き合える、稀有な時間でもあるんです。

今夜、眠る前に、
紙かスマホのメモに、一行だけ書いてみてください。

「私にとっての充実した大学生活とは、____だ。」

空欄のままでもいいです。
「わからない」と書いてもいいです。

言葉にした瞬間、明日のあなたは、今日よりほんの少しだけ、自分の側に立てているはずです。

次の見出しでは、変化の前に必ず訪れる「孤独」についてお話しします。

新しい人間関係を求める前に、当時の僕が知らなかった視点
——そこから続けていきますね。

【当時の僕が知らなかったこと③】変化の前に必ず来る孤独

「あぁ、人生がつまらない」
そんな悩みを持つ人が解決案を求め、ネット検索したとき…、

画面にズラッと並んでいる言葉は、

『人間関係を見直すこと』
『住んでいる環境を変えること』
『新しい習慣を取り入れること』

このような内容ばかりです。

確かに人生が変わるとき、

✓人間関係に変化があらわれ、
✓周りの環境に変化が起こり、
✓日々の習慣に変化が見られてきます。

でも、当時の僕が知らなかったのは——
意識的にそれらを「変えよう」としても、なかなか変わらないということでした

そして、その前に孤独を経験することになっている、ということです。

人間関係を「変える」前に~留学で学んだこと~

大学生の頃、僕は休学して、語学留学のためにアメリカにいました。

1人で不安だった僕が、まず求めたのは同じ日本人たちでした。
まずは、同じ日本人を探してしまうんですよね。

そしてしばらくすると、その中から、さらに居心地のいいグループとばかり付き合うようになってきます。

それは必ずしも、僕にとっての理想の人間関係ではありませんでした。

居心地の良い人間関係ではあったんです。

僕にとって理想だったのは――、

☆英語を自由自在に使いこなして、
☆向上心に溢れ、
☆日本に戻っても海外を行き来する仕事に就こうと頑張っている人たちの輪。

でも、そうした人たちが集まっているグループは、僕にとって居心地がとても悪かったのです。

場違いというか、話の合わない次元にいる人たちでした。

当時の僕に必要だったのは、
「居心地の悪い場所で我慢して人間関係を変えようとする」
ことではありませんでした。

まずは、自分自身を変えること。

そのグループで居心地の良さを感じられるレベルへと、自分を引き上げること——

人間関係って、変えるものではなく、変わるものだったんですね。

 

あなた自身が、変わっていく過程が必要なんです。

そのために必要なこと。

それが、孤独です。

新しい輪に飛び込む前に必要なこと

「大学生がつまらないなら、新しい人間関係の輪に飛び込もう!」
「新しい恋愛をしよう!」
「すぐに行動しよう!」

そうしたアドバイスに安直に従ったとしても、多くの人は挫折してしまいます。

というより、挫折することが目に見えているので、いきなり恋愛しようと行動してしまう人って、少ないと思うんですよね(^^)

今のあなたに本当に必要なのは、孤独を大切にすることです。

今感じている孤独と、しっかりと向き合うこと。

そうすることで、あなたの感性を大切にしてあげることなんです。

孤独は、つまらないを通り越して辛いものです。
トンネルを抜け出せる時期がいつになるか、見当もつかない時期ですからね。

それは、鎧を脱ぎさった状態とも言えます。
だから、傷つきやすい状態とも言えます。

心が裸になっている時ですから。

でも、孤独であるということで、むしろ好都合な面もあるのです。

傷つきやすい状態から、あなたのことを守ってくるのが、孤独だからです。

「今は、外の輪に飛び込む時期ではない」
——そう身体が教えてくれているのかもしれません。

そうした状態のときに育てる、あなたの感性こそが、本当に欲しいものなんです。

今はまだ、ひな鳥のように弱々しい状態であるかもしれません。

それでも、わずかながらに向かうべき方向が見えてくれば、大成功です。

☆それを紙に書き出してみてください
言葉にして、として耳に入れてください
☆なんらかの形として、残してください

あなたにふさわしい出会いや、新しい人間関係、新しい環境——

そういったものは、その後で必ず与えられるものなんです。

先走って人間関係だけを変えようとするのではなく、
『今の孤独と向き合う時間』を、どうか大切にしてください。

孤独について、もう少し深くお話しした記事があります。
ぜひ、こちらもあわせて読んでみてください。

孤独の人生つまらない。でもそれは成功の前にある孤独かもしれない

「認める」ということの延長線上に、孤独がある

孤独を認めるのは、諦めることではありません。

今は輪の外にいる——
その現実を、自分に嘘をつかずに見ることです。

そして、その時間の中で、
あなたの「感性」や「充実感」の種を、静かに育てていく。

それが、当時の僕が知らなかった、変化の順番でした。

今夜は、今日感じた孤独を一行だけ、メモに残してみてください。

「今日、こんなに一人の時間が長かった」
——そんなメモだけで十分です。

メモが面倒なら、独り言のように声に出すだけでもいいです。

音や文字。
あなたの無形の思いを、形にすること。

それが、あなたの人生の変化を加速させてくれます。
信じて、1ヶ月だけでも続けてみて下さい。

明日、人間関係のことを考える余裕が、ほんの少しだけ増えているかもしれません。

次の見出しでは、与えられた環境を受け入れる力
『友達が少ないこと、一人暮らしの静けさ』
についてお話しします。

【当時の僕が知らなかったこと④】与えられた環境を受け入れる力

大学生になると、外部から与えられるルーティンが大幅に減ります。

『~しなければならない』
ことが少なくなり、自分でやることを決める範囲が大きくなる

そこが、高校生までとは異なる、一番大きな点です。

だからこそ、
「主体的に動かなきゃ」と焦りやすいものなんですよね。

✓サークルに入れ、
✓バイトを始めろ、
✓友達を作れ——

動けない自分を、ダメだと責めてしまうこともあると思います。

でも、当時の僕が知らなかったのは——

主体的であることと、
与えられた環境を受け入れることは、
矛盾しないということでした

一言で言うと、

『主体的であるのも大切だけど、受け身の姿勢も大切ですよ』

ということです。

具体的な例を出した方が分かりやすいと思うので、僕が実際に経験してきたことを基にお話ししますね。

友達が少ない=あなたの投影

僕のことをお話しすると大学生の頃、同じ高校からの生徒がほとんどいませんでした。

だから、友人もいませんでした。

それでも主体的にバイトしたり、サークルに入って友達を求めることもありませんでした。

「誰かが強引にサークルに誘ってくれたら、楽だろうな…」
そんなことを考えていたんですよね(笑)

今なら言えます。
それは、諦めていたわけではありませんでした。

「その時の環境を、そのまま受けいれていた」
そのようにも言えるのです。

人間関係も、あなた自身の投影であり、あなたの責任と言ってもいいもの。

親しくしている目の前の友人は、あなたが映っている鏡でもあります。

逆に言えば――、
友人に恵まれていないということは、

『身近にあなたと似たような傾向を持った人がいない』
——それだけのことだったんですよね。

もしかしたら、あなたは素晴しい個性を持った方なのかもしれません(^^)

それは、受け入れるべき環境とも言えるものなんですよね。

「友達がいない=自分がダメ」ではない。

今の人間関係の状態も、与えられた環境の一部です。
受け入れることで、初めて主体的になれる。

孤独であるということを受け入れることで、あなたが個性に満ちた希少な人であることにも、気付けるのです。

「サークルに入れ」
「恋愛しろ」

そんなアドバイスが並んでいる中、僕が言いたいのは、

「今すぐ人間関係だけを変えようとしなくていい」
ということです。

変化は、あなた自身が変わっていく過程の中で、後からついてくるものでした。

本との出会い

もう一つ、当時の僕が知らなかった視点があります。

出会いって、人との出会いが全てではないんですよね

僕にとっての学生時代は、本との出会いが大きかったです。
夢中になって読める小説との出会い。

古い6畳の部屋で寝転びながら、空想の世界で遊んでいたんですよね。
自分の感性、感情が自由自在に空を飛んでいた時期でした。
心だけは、小説の中の自由な世界を飛び回っていた。

友人が少ないことなど、当時の僕は全く気にしていませんでした。
多少寂しいと思ったこともありますが、大きな問題でもなかったんですよね。

もちろん、
あなたにとっての「人以外の出会い」が、必ずしも本である必要はありません。

音楽、映画、ゲーム、創作、散歩の途中の景色。

一人の時間の中で出会うものも、立派な出会いです。

周りが「人と会って楽しめ」と言う世界の中で、

「一人の時間に意味がある」
それを認められたとき、つまらない大学生活の見え方が変わってきます。

どんなに頑張っても、変えられない環境はあります。
だから、与えられたものを一度、そのまま受け取る。

その姿勢を当時の僕は、はっきりと説明できなかったのです。

今夜、人と会う予定がなくても、罪悪感を持たなくていい。

友達がいない環境。

それをいったん受け入れたら――、
一人の時間に触れたものを一つ、メモに残してみてください。

わざわざ書くのが面倒なら、声に出して自分の耳に入れてあげてみてください。

読んだページ、聴いた曲、見えた空
——何でも構いません。

「出会い」は、人間関係だけではない。
そのことが、胸の奥から実感できると思います。

その感覚を、明日の朝、思い出せたら十分です。

次の見出しでは、
当時の僕が知らなかった、最後の視点をお話しします。

【当時の僕が知らなかったこと⑤】出口には、今見えない発見がある

ここまで、当時の僕が知らなかった視点を4つお話ししてきました。

楽しい大学生には2種類ある
対極にあるのは「充実感」
孤独は、変化の前に必ず来る
与えられた環境を受け入れる

最後に、一番根っこにある話をします。

出口には、入口では想像もつかない発見が、用意されている——

それを、信じてほしい、ということです。

性欲・金欲も入口となり得る~出口を信じる~

若い年代ですから、性欲も旺盛ですよね(^^)
金銭欲だって、たっぷりあるはずです。

これは僕の年代になっても、なかなか小さくなりません(汗)

そのような欲求は、頑張れる大きなエネルギーとなってくれるものです。
異性との素敵な出会いを求めているからこそ、自分磨きにも労力を惜しまない。

それ自体は否定できないものであり、必要なものであることは事実です。

でも……
漠然とではあっても、その先にあるものを意識してほしいのです。

 

僕のように落ち着いてくる年代になってくると、そうしたことが分かってくるようになるものなんですよね。

金銭欲や性欲、名声を求める時期があってもいい。

今のあなたが動ける理由が、そこにあるなら、それを恥ずかしがる必要はありません。

ただ、出口には、違うものが用意されていることを、信じること。

その出口が、
「人生の充実感」であったり、
「生きがい」と呼ばれたりするものなんです。

今のあなたが気付いていない、あなたの真の欲求が『出口』にある。

——今は、はっきり見えなくて構いません。

今出来ることをやっていくことで、それが見えてきます。

あなたにとって、本当に大切なもの。
今はそれがわからなくても、大丈夫です。

人生の答えがわかる日は、必ずやってくる。

今はハッキリと意識できる場所にはないけれど…、
奥深くに本当の気持ちは眠っている

そんな自分創りの時間。

人生という時間のほんの一部を、大学生という形で過ごしているだけなんです。

つまらないと感じる時期も、無駄ではない。
このことを、信じていてほしいと、切に願います。

あなたの心が、虚しさと戦っている時。

それは、あなたの中から大切なものが生まれようとしている時なのかもしれません。
学生のあなたにも人生を上昇させるヒントがたくさん

信じる、ということ

根拠のない確信を持てと言っているわけではありません。

「今見は見えなくても、光の出口があるかもしれない」
その可能性だけは、否定しないでほしい。

それが、当時の僕が知らなかった、5つ目の視点でした。

焦ることはありません。
今この環境を受け入れるだけ。

「つまらない」
「動けない」
「欲しいものがある」

その正直な気持ちだけを、一行、一言だけ発して眠ってください。

明日も、今日と同じように過ごせばいいのです。

ただ、自分の気持ちに嘘をつかない一日
それだけで、出口への道は、ほんの少しだけ近づいているはずです。

次の見出しで、25年後の僕から見た「光」。

——この記事のタイトルにある、
「当時の僕が知らなかったこと」を、一気にお話していきます。

25年後の僕から見た「光」

この記事のタイトル、覚えていますか(^^)

「人生つまらないと感じていた大学生。当時の僕が知らなかったこと」

ここまでお伝えしてきた5つの視点を、最後に一度だけ整理します。

『楽しい大学生』には、『今だけの楽しさ』『未来に繋がる楽しさ』がある
つまらないの対極は、「楽しさ」ではなく充実感」
変化の前には、孤独が必ず来る
与えられた環境を受け入れる力が、主体性の土台になる
入口と出口は違う——今見えない発見を、信じていい

25年以上前、期待通りの大学生活にはならなかった僕。

人見知りで、友達も少なく、学生アパートでテレビをつけっぱなしの日々。

閉ざされていた感覚。
息苦しさや孤独。

——当時は、それが光のある時間だったなんて、想像もできませんでした。

でも社会人になって、25年後の今、僕はこう思えるんです。

そんな時間すら、僕の人生には大切であり必要な経験だったと。

鎧を脱いだ4年の意味~社会人になって分かったこと~

80年から100年という人生の中の、たった4年。

大学生から社会人になるまでの4年。

社会人になって初めて分かったのは、この時間が『鎧の中身を鍛える時期』だった、ということです。

社会人になると、年齢も経験も関係のない実践の場です。
競争の場に身をさらされることもあります。
周りとの関係や環境に気を配るために必要なエネルギーは、学生の頃の比ではありません。

だから、身を護るための鎧が必要なんです。

素直になり過ぎると傷つく。
正直になり過ぎると、馬鹿にされてしまう。

そんな世界なんですよね。

でも大学生の期間は違っていた。
鎧を脱いで自分自身に直面できる、稀有な時間だった。

そう思うのです。

つまらないと感じていたあの頃——
それは、鎧を脱いだ、傷つきやすい状態だった。

同時に、自分の中身と向き合えた4年でもあった、と今なら言えます。

社会人になってからは、こうした
「裸の感性」に向き合える時間は、なかなか持てません。

だからこそ今、
あなたの「つまらない大学生活」には意味があるのです。

楽しい大学生活を送れなかったから、人生が終わったわけではない。
その4年が無駄になるわけじゃない。
むしろ、あなたの血となり肉となってくれるもの。

あなたが大学生として悩んでいるということ自体が、敏感な感性の証拠でもあります。

25年後の僕から見れば――、
その光は、今のあなたの中にも、すでに灯り始めている…

そう思えるんです。

今の寂しさを、飲み会やゲームといった享楽で埋めようとしている人には、見えない光かもしれません。

でも、つまらないと感じているあなただからこそ――、

後で振り返って、本当に価値ある大学生活だったと思えることもあるのです。

あなたの4年は、まだ終わっていない

つまらない気持ちのまま、今日を過ごしたとしても、
それは諦めではない。

現実と向き合い、一歩進む。

光は、遠くの未来だけにあるわけではありません。
今あなたの足元にも、それはきっとあります。

物事には必ず2つの視点があるものです。

大きな孤独の向こうには、大きな希望がある。

あなたの中で、変化が必要だと叫んでいる何かが
いまのあなたを、「つまらない」と思わせているだけなのかもしれません。

次の見出しでは、明日からの一歩。

具体的なお話をしていきましょう。

今夜の眠りの前に、明日からの一歩

ここまで、僕が経験してきた年30前の学生時代のこと、
そして比喩や抽象的なお話をしてきました。

最後に、今夜、明日から、あなたができる具体的なことをお話しします。

大きな行動は不要です。

3つだけ、持ち帰ってください。

紙に1行書く

紙に書いていくこと。
とても効果があるのに、面倒でやらない方、本当に多いんですよね(^^;

メモ帳でも、スマホのメモでも構いません。
一行だけでも。

「私にとっての充実した大学生活とは、____である。」
「今日、心が動いたのは____。」

どんな内容でもOKです。
ただしあなたの、正直な思いを。

誰にも見られたくない気持ちを、思い切り書いてみて下さい。

言葉にした瞬間、あなたの感性に、ほんの少しだけ光が当たります。

なんらかの形として残してください。

それだけで、今日は十分です。

比較をやめる

サークルの写真。
ゼミ後の「飲みに行こう」の会話。
SNSの「楽しそうな大学生活」。

1日だけでも、見ない・聞かない時間を作ってみてください。

周りと比較してしまうと、自分だけ取り残された感覚が強くなります。

比較を放棄した1日と言う時間。
その中で、あなたの部屋の静けさに耳を澄ませてみる――。

冷凍餃子を焼く音。
テレビの向こうの沈黙。

つまらないと感じていた、その時間にも、
あなただけの風景が見えてくるかもしれません。

もう少しだけ、深く知りたいあなたへ

この記事は30年以上前、あなたと同じような
「つまらない大学生」
を経験してきた僕からの、激励のメッセージです。

人生がつまらないと感じながら過ごしていた、僕が大学生の頃のお話については、別の記事で、より具体的にお書きしています。

「楽しくない大学生」その疑問を大切に!浮かび上がる人生のヒント

映画のような本当の出会いが僕の人生を変えた実話。
学生時代、一人旅に出ていた自分が手にした神様からのプレゼントです。

紆余曲折の時期こそが人生の輝きとなってくれた僕のリアルな物語

明日から、サークルに入る必要なんてありません。

明日から突然、
「明るくなれ」なんて言われても無理です(笑)

ただ、自分の気持ちに嘘をつかない一日。
それが、明日のあなたにとっての、十分な一歩です。

つまらない学生生活を、意味のあるものにしたい。
少しずつ、明るい考え方をインストールしていきたい。

そう思ってくれたあなたへ、最後にまとめます。

まとめ

人生つまらないと感じている大学生のあなたへ。

今回の記事の要点を、5つに整理しました。

楽しい大学生活が、必ずしも価値があるとは限らない

⇒『今だけの楽しさ』だけを求めている場合、未来への不安や虚しさを代償にしていることがある。周りが楽しそうに見える時こそ、焦らず静かな時間を取り戻してほしい。

つまらないと感じるあなたに、考えてほしい一つの問い

⇒「あなたの人生が充実感を得られる大学生活とは、どのようなものか?」
楽しさではなく、充実感——
その問いを今夜一行だけでもいいので、持ち帰ってください。

  孤独の期間が、あなたの人生に有利に働く一面

⇒外の人間関係に意識を向ける必要がなく、あなたの感性のみにフォーカスできる時間。
孤独は、変化の前に必ず来るもの
先走って輪に飛び込まなくても、今は大丈夫です。

  新しい人間関係を求める前に、必要なこと

⇒新しい人間関係に居心地の良さを感じられるために、あなた自身を変えること。
人間関係は変えるものではなく、変わるもの

  目標やゴールを設定する時に、信じてほしいこと

⇒そのゴールの先に、当初見えなかった大切な発見が用意されている。
入口と出口は、同じではない。
今は出口が見えなくても、「静かに自分と向き合っている」あなたの光の発見を信じてください。

4年という大学生の期間、あなたの人生にとって何も得るものが無い——
そんなことだけは、絶対にありません。

飽きた、無気力、つまらない——
それは弱さではなく、敏感さの表れであることが多いのです。

認めることは、諦めでも、我慢の強要でもありません。

25年後の僕から見た「光」は、今のあなたの中にも、すでに灯り始めている——

そう信じて、今夜はゆっくり休んでください。

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仕事がつまらない。
将来が不安。
何を変えればいいか、分からない。

「このままでいいのかな…」
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僕も、かつては同じでした。

「書くこと」なんて人生と無縁だった、普通のサラリーマン。

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