少し違った今の行動が、先の未来に大きな変化となる理由
『わらしべ長者』のような出来事に隠されているウラの秘密
人生のバタフライ効果を体現する為の大切な心構え
あなた自身のバタフライ効果を体現した後の、ちょっと欲張りな理想
約8分です
これらの新しい祝福を得られるための所要時間は
小さな蝶の羽ばたきが、はるか遠い地で竜巻を起こす。
『バタフライ効果』という言葉があります。
【本当に些細な小さなことが、驚くほどの結果を生むことがある】
ということを表現した言葉です。
実際には、蝶の羽ばたきが気象的に竜巻を起こすことはないらしいのですが・・・。
このバタフライ効果。
人生においては、色々な場面で日々普通に起こっていることのように僕には思えます。
地球の裏側で起こった地震であっても、津波への警戒を怠れないように・・、
「あの大きな結末の要因は、気にもしていなかった数年前の小さな出来事だった。」
人生でも、そのようなことは決して珍しくはありません。
今回は、このバタフライ効果について書いていきたいと思います。
『バタフライ・エフェクト』とも呼ばれるこの現象。
これを人生に当てはめて考えると、興味深い人生の秘密がチラッとその顔を見せてくれることがあるんです♪
僕自身が見聞きしてきたバタフライ効果
ご結婚されている方たちの中には、
『本当に偶然だった最初の出会い』
これを身をもって経験されたご夫婦も、少なくないでしょうね(^^♪
「あの時に、あの間違い電話がなければ・・・」
「いつもだったら断るはずの友人の誘い。そんな誘いに、たまたま応じたあの時に出会ったあの人がまさか・・。」
映画やドラマの世界だけに起こるお話ではありません♪
長年、営業マンとして色々な人たちとお会いしてきている僕は、お客様からとても興味深いお話を聞かせて頂けることがあります。
バタフライ効果と聞いて、僕がすぐに思い浮かべるのは・・、
定期的にご訪問させて頂いていた、ある会社の所長・・Mさんと呼びますね、その方のお話しです。
取引先の所長が経験したバタフライ効果
Mさん自身も、営業マンとして多くの客先を訪問されることの多い人です。
数多くある得意先様に、Mさんを特に可愛がっていたある会社の社長さんがいたそうなんですね。
「君は、ぜひうちの会社に欲しいよ。入ってくれるなら、VIP待遇でそれなりのポジションを用意しておくから。」
そんなことまでMさんへ言って、ヘッドハンティングしようとしていたらしいのです。
入社後の人間関係の難しさを考えて、そのお話は丁重にお断りしたみたいですが・・。
市内を車で走っていた、いつもと変わらないある日。
Mさんが、その社長の会社の近くを走っていた時です。
「ちょっと立ち寄ってみようかな・・。」
アポも取っていなかったので、いつもならそのまま通り過ぎて事務所まで戻るのですが・・・。
その日はどういうわけか、ふと立ち寄ろうと思ったらしいのです。
「社長が忙しければ、名刺だけ置いて出よう。」
くらいの気持ちだったとのこと。
「すみません只今、接客中でして・・。」
受付の方にそう言われた時、いつもであれば確実にそのまま事務所を失礼するはずなのに・・・。
その日、Mさんはなぜか「ちょっと待っておこう」と思ったらしいのです。
「いつもなら絶対に出ていくんだけど、その日はなぜか待ってなきゃいけないという気がしてね・・。」
1時間程待たせて頂いたとのことだったのですが、無事その社長との面談を終えたとのことでした。
面談と言っても、話していた内容は取りとめのない世間話だったらしいのですが・・・。
その1週間後。
Mさんに、その社長がお亡くなりになったという訃報が届いたと言うのです。
「もしあの時そのまま素通りしてれば、接客中と聞いて去っていたら、生前に会うことが出来なかったということか・・。」
そんなお話をMさんが聞かせてくれました。
変化した部下への指導方針
偶然と言えば、偶然なのかもしれません。
Mさんは、その社長が体調を崩されているというようなお話は聞いていなかったとのことですが、
「普通に人に話せば、”それは偶然でしたね”で終わる話ですよね。」
と言ってました。
でもその時にMさんが、
「その日はなぜか、待とうと思った。会うべきだと思った。」
そんな小さな胸騒ぎが、ご自身では気にかかっていたらしいのです。
そのことがあってから、部下への思いも少しだけ変化があったみたいです。
失敗してもいいから、ガムシャラに行動しろ。
行動しながら、学んでいけ。
その方針は変わることはなかったのですが・・・、
たとえ部下が、理にかなっていない行動をしたとしても、
「もしかしたら、彼なりの直感みたいなものがあったのかも。」
と考えるようになったみたいなんですよね。
バタフライ効果のキッカケは日々起こっている
ちなみに、僕自身のバタフライ効果の実体験としては下の記事に書いている出来事です。
長くなったので、3部作として3回に分けていますが・・・、
旅先での移動中にあった小さな出会いが、僕の人生を大きく変える2年越しの決断をさせたというお話しです♪ お暇な時間にでも読んでみてください。
まぁ、上の記事に書いたことは、僕の中では壮大な出来事でもあったのですが・・・。
小さなスケールで考えても、いつもと違う行動がその後の偶然を生んだ出来事は僕にも経験あります。
いつもなら地下鉄を使って事務所に戻るところ、
「今日は歩いて戻ろうかな。」
気が変わって、徒歩で戻っていた日です。
カバンを片手に、せっせと歩いていた時。
左手にコーヒーショップがある場所で、何か気になったんです。
その先に目をやってみると、久し振りの知人が僕に手を振っていた・・。
これ、本当に起こったことです。
「なんだか、導かれたような出会いですねぇ。」
なんて笑いながら、そこでコーヒーを飲んだのは言うまでもありません♪
あの時いつもの通り地下鉄を使っていれば、久し振りの彼との再会はなかったわけです。
ちょっとした変化が引き起こした、出会いですね。
人生に起こるバタフライ効果の特徴
子どもの頃に楽しみにしていた、ドラえもんの特番(^.^)
ドラえもん特番の、ある1シーンを思い出しました。
のび太たちが、タイムマシンで恐竜が生きている白亜紀まで戻った時のこと・・・、
生き物や植物をむやみに取ったりしてはいけないと、ドラえもんが注意していたシーンです。
たとえ蝶1匹でも、それを取ることで、後の時代の人類に大きな影響を及ぼす可能性があるというのがその理由でした。
バタフライ効果という言葉は、その元祖は気象学者によって生まれたものらしいですね。
確かに、天気予報は今日明日といった近い未来のものはかなり正確に予報で
きますが、先になればなるほど当てることが難しくなってきます。
蝶の羽ばたきのような不確定要素が多すぎて、スーパーコンピューターと言えど、先の予報になるほどズレが大きくなってしまうみたいなんですよね。
これって、人生にも全く同じことが言えませんか?
明日のことや、来週のことであれば、あなた自身がどんな日常を過ごしているかかなり正確な予想はできると思います。
でも1年後、5年後、10年後・・・。
あなたは、どんな人生をおくっているのか?
先の未来になればなるほど、不確定要素があり過ぎてその予想自体の意味がなくなってしまいそうです。
今日のあなたの小さな羽ばたきが、10年後のあなたの人生に大きな竜巻を起こす可能性だってあるのですから。
大切なことは、小さなサインを通して伝えてくる
ドラえもんを例に出してお話ししましたが、『わらしべ長者』もバタフライ効果そのもののお話しと言ってもいいでしょうね♪
主人公が夢のなかで、
「明日出かけた時に、一番最初に掴んだものを手離さないように。」
そんなお告げを受けた翌日。
道を歩いている時に転んで掴んだものが、藁だった。
その藁に虫を結んで、交換に交換を重ねていき・・・
最後には、お屋敷を手に入れた。
まさに、バタフライ効果を体現した物語です(^^♪
とても大きな結果がもたらされるのですが、最初のキッカケは本当に小さなものだという特徴は人生にもよくあることです。
何となく今日は会うべきだった、という小さな胸の衝動。
何となく、歩いて帰ろうかなと思ったその軽い気持ち。
両方とも、最初は無視できるような小さなサインでした。
でもそのサインに従った結果は、大きなものとして表れてきたのです。
小さなサインを見逃してはならない。
小さな行動を軽視してはならない。
これは、人生においても大切な教訓になってくれそうです。
結果だけを求めることの間違いを教えてくれている
わらしべ長者のお話しでは、最終的には大きなお屋敷を手に入れることになりました。
では、お屋敷を手にしたときの主人公の心境はどんなものなのか?
僕はこの部分が、とても大切なところだと感じるのですよね。
いきなり宝くじが当たって、大金が手元に入ってくるような感覚とは大違いだと思うんです。
これは、極端な表現ではありますが、
僕は、わらしべ長者はお屋敷を手にしたときであっても、特に驚くといった感情は少なかったのではないかと思うのです。
むしろ、
『当然手にすべき』といった心境にあったのでは?
とすら思えます。
宝くじに当たった時の心境とは大きく違うのはこの点です。(僕は当たったことありませんけど)
いきなり果実だけをもぎ取ろうとする人
水をやり、木を育て、季節が来て果実が実った時にそれを手にする人
この違いがあるのです。
わらしべ長者は、藁を掴んだ時には『屋敷を手に入れる』ということを期待することはありませんでした。
でも、少しずつ交換を重ね、過程を踏むことによって、だんだんと主人公のマインドが形成されていくのです。
大屋敷を受け取れるだけの、器、マインドを仕上げていっているんですよね。
いきなり結果を求めるタイプは、仮に手に入れることが出来ても何らかの形で大きな代償を払うことになるでしょう。
あるいは、それがすぐに手元から離れていってしまうことになるかもしれません。
それは宝くじの高額当選者の、その後の人生を調べてみるとわかります。
大金を受け取るまでに至る道こそが、大切なものであること。
自らの身を守るためにも。
それを教えてくれます。
外目からは大きな変化に見えるが、本人にとっては決してそうではない。
という一面もまたあるのです。
最後の1ピースがハマるまで、本人も気付かないケース
過程を踏んでいくという段階が大切なもの。
そのように書きましたが、その過程では何の成果も感じられないということも実際にはよくあるものです。
わらしべ長者のように、藁からみかん、そして・・と徐々にステップアップしていくことが実感できないことも良くあることなんです。
例えば、語学の勉強なんかはそれに近いものがあります。
「英会話を勉強したい。」
そう決断して、1日3つのフレーズをコツコツと覚えていったとします。
毎日が蝶の羽ばたきのように、なんら手ごたえを感じることのない日々が続きます。
3か月経っても、6か月経っても、始めた時と何ら変わりのない日が続いていくのです。
そうして真っ暗なトンネルを走り続けているような感じで、もう耐えられないと思う時がくるものなんですよね。
でも、そこが勝負の分かれ目と言うことも結構あります。
一番暗い時が、夜明けの寸前ということなんです。
最後の歯車が合わさるまで、全体が回らない。
よくあることです。
そういうケースでは、大きな結果が突然目の前に表れてくるような経験をすることになるでしょう♪
竜巻を突然確認するような感覚です。
成果が見えないからといって、暗いトンネルに意味がないことではありません。
水面下では着実に段階を踏んでいるのです。
夜明けの前が最も暗い・・ ↓
バタフライ効果で人生を変えるために
人生を変える、バタフライ効果。
それを体現するためには、時間を焦ってはいけません。
結果だけを求めると、どうしても焦りが生じてしまいます。
そして、途中で挫折してしまいやすいものなんですよね。
毎日の小さな日常、積み重ね。
「こんなことやってて、何になるんだ?」
そのように他人から言われても、自分が求めているからやっていること。
どんな小さな羽ばたきが、竜巻を起こすかはわかりません。
そもそも、狙ってつくれるものではないのですから。
ただ羽ばたくという些細な行動であっても、必ず波を起こしているんですよね。
水面に投げた小石は、必ず波紋を起こします。
大きな決断、大胆な行動。
見栄えの良い派手な行動は見ごたえのあるものです。
見ている分には面白いものなのですが、後々の人生に大きな変化を起こすのは日々のちょっとした習慣の方です。
長く継続した、習慣です。
直接的には大胆な行動によって、大きな変化を得られたように見えることはあっても、それを支えているのは日々のちょっとした行動の繰り返しなんですよね。
それが大きな竜巻を起こしてくれるのです。
結果を気にせずに準備を進めていること
バタフライ効果を得るために大切なのは、結果を焦らない気持ちです。
藁を手にした瞬間、大きな屋敷を手に入れようと急いでしまうと・・・、
その種は潰されてしまうものなんですよね。
藁から、ミカン、生地・・・と段階を追ったその先に屋敷がある。
最初から狙って屋敷を手に入れることなんて、出来ることではありません。
1年先の天気を予報するようなもので、意味の無いことなんです。
結果はやってくる。
今できる小さなことをやっていくだけ。
不確定要素の多すぎる遠い未来に狙いを定めるよりも、目の前にある確実な行動を起こしていく。
なぜ行動が大切なのかと言うと、それによって結果を受け入れるあなたの器が完成されてくるからです。
いつでも結果を受け入れられるあなたへと、準備が整ってくるのです。
たいして難しくもない行動こそが大切なんです。
日々の小さな行動。
小さな羽ばたき。
大きなうねりがやって来た時、迷うことなくあなたがそれを受け入れられるようになっているために。
結果が気になった時には・・
とは言っても、結果も必要ですよね。
報われない行動だと最初からわかっていれば、する理由はありません。
「こんなことやって、意味があるのだろうか?少しは、変われるのだろうか?」
そのような疑問と戦う時は、必ずやってきます。
乗り越えなければならない、必要な経験だからです。
結果がやって来た時に、あなたが受け入れる器を今つくっている時なんです。
だから、結果が欲しくて焦る気持ちや虚しさに襲われた時には・・、
あなた自身の今日の小さな成長の方へ、意識を向けることです。
「今日は、この行動をした。」
「あの頃と変わらず、特に目立った結果はないけど、少なくとも結果への焦りを受け入れることができた。これは、成長だ。」
「とにかく、今日の自分も成長できた。一つの羽ばたきを確実に今日も起こしたからだ。」
そうして、あなた自身の成長の方へ意識を向けていくことで、結果を焦って挫折してしまう心境を鮮やかに流し去ることができますから♪
あなただけの人生で完結した、その先のこと
どのような行動、どんな思いが、あなたの人生に後々大きな結果をもたらすのか誰にもわかりません。
でも、今日1日の小さな行動が大きな結果のキッカケとなる可能性もあるわけです。
結果を焦らず、あなた自身の成長にフォーカスすることであなたの人生にバタフライ効果を起こすことになるでしょう。
その時に、知って欲しいことがあります。
それは、あなた自身の小さな行動が、もしかしたら他人のバタフライ効果への影響を起こすこともあるということです。
あなたの何気ない行動や言葉に大きな影響を受ける人が、今後出てくるかもしれないのです。
どんな影響を与えることになるのか?
それを知る人は誰もいません。
確かなことは、あなたの行動は水面の波紋のように他の波紋にも影響を与えているということです。
1本のロウソクの炎は、他の人の人生にも影響を与えて、大きな力となってくれる可能性も十分にあります。
影響しあって生きている私たちです。
出来ることなら、
勇気ある波紋。
温もりのある炎。
汚れを取り去る竜巻。
あなたの小さな羽ばたきが、意識せずともあなたと関わりのある人たちへもそんな波紋を投げかけることになってくれれば・・・。
たとえ他人に気付かれることはなくても・・、
あなたの小さな行動が、少なからず温もりのある波紋を投げかけているという小さな事実。
それを知ることで、何とも言えない心の豊かさを感じられるものなんですよね。
僕の場合は、娘や家族がまず最初の対象者です。
恩を着せようとか、そんな気持ちではなく、気付かれない波紋を投げかけるようなことをただやってみる。
そのまま受け流されることも大半ですが、いつかバタフライ効果を起こすかもしれない。
相乗効果を起こすかもしれない。
たとえ起きなくても、この心が感じている豊かさだけは本物だ。
そんな素朴なプレゼント、素敵なものですよ♪
人生を大きく変える最初の一歩。
それは、あなたの中で眠っている偉大な力を知ることなのかもしれません♪
興味のある方は、下の記事をお読みください。
⇒小さな胸騒ぎ、直感、何気なくとった普段とは違う行動
⇒人生には不確定要素が多く、時間が経つほど当初との差が大きく広がるから
⇒過程を踏みながら、大きな結果を受け入れる器もつくっている
⇒結果を焦らず、小さな行動と日々のあなたの成長にフォーカスする
⇒気付かれることのない、温もりの波紋を他の人に投げかけてみる♪
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