「~してはいけない」と口走ってしまった時に注意すること
何かを始める前に必要なこと
軽視されがちだけど、とても大切な習慣
約6分です
これらの新しい祝福を得られるための所要時間は
『7つの習慣』
読んだことがなくても、その名を知っているという人は多いのではないでしょうか。
スティーブン・R・コヴィー氏の著書です。
僕はこの本を通してしか、彼のことは存じ上げませんが・・、
この本を読んで、何の参考にもならなかったという人はまずいないと思います。
そのように断言できるほどの名著です。
最近はこの本を開くことはあまりなくなりましたが、前は定期的に『7つの習慣』を繰り返し読んでは、自分のものにしようとしていたものです。
何度読んでも、その度に新しい発見が得られてきた数少ない名著です。
人生を変える本と言ってしまってもいいかもしれません。
繰り返し読むに耐えうる本に出合えることは、それ程多くあるわけではありません。
僕の人生にも、大きなインパクトを与えてくれたこの本。
まだ読んだことのないあなたのために、『7つの習慣』の入り口にご招待しましょう♪
『7つの習慣』との出会いが教えてくれたこと
「環境のせい、人のせい、親のせいであり、政治のせいだ。」
いつも条件反射のように、自分以外の何かに不満の原因を求めていた自分。
そんな僕に、『ものの見方、考え方』の大切さを教えてくれたのがこの本でした。
この本を読んだ直後は、不思議とエネルギーと自信に満たされます。
翌日の仕事は、いつもと違った心境で次々と処理していたことを思い出します♪
やってることは同じだったんですけどね(笑)
注文書を作成してファックス、電話対応、伝票作成・・・
いつもの事務処理であっても、
「これが自分にできる今の仕事なのだ。」
と自信を持って出来ていたものです♪
とはいえ、この本に書かれている内容はカンフル剤のように一瞬だけ元気を与えるようなものではありません。
一時的なテクニックや、表面的な知識ではないんですよね。
『人』に焦点をあてながら、普遍的な王道を説こうとしている本です。
あなた自身を磨いていきながら、
あなたの周りも最適な環境にしていこう。
そんな意思をこの『7つの習慣』という本から感じるのです。
『7つの習慣』との最初の出会いは20年以上前
初めてこの本を読んだのは、僕が20代前半の頃でした。
当時はブラック企業に勤めていたので、朝は早く夜は遅くまで勤務していた頃です。
あまりに若かった僕は、まだ出世欲も旺盛で
「こんなところでは絶対に終わらない!自分は成功出来る人間なんだ。」
とメラメラと炎を燃やしていた時期でもありました(笑)
すぐにブラック企業の過酷な労働に、愚痴を吐く日々に転落してしまいましたけどね(^-^;
(参考) ⇒ ブラック企業ですぐに仕事がつまらなくなって腐りかけていた日々
それでも、
「この世に生を受けたのだから、出来る限り命を燃焼させたい。」
そんな気持ちも持っていた、純粋な青年だったんです(笑)
でもそんなことを思っているだけでは、ただの夢追い人間ですよね。
その時の僕に必要だったのは、命を燃焼させたいと思えるだけの何らかの根拠でした。
ソファーに座ってお菓子をボリボリ食べながら、そんな崇高な思想を抱いても虚しくなるだけだったんです。
だから読書の習慣だけは、失わずにいようと考えていました。
そんな時期に本屋さんで手に取った、『7つの習慣』。
人生を変える習慣が、そこには書かれていました。
将来の夢を見させてくれるに十分な、読み応えのある本でした。
今でも使っている人生を変える手帳
1つ思い出に残っているのは、プレゼント企画していた手帳を抽選で頂いたことです。
本を購入した時についていた応募ハガキに感想を書いてポストに投げ入れていたら、なんと当選したんですよね。
ブラック企業に勤める超低収入の僕でしたから、当時使っていた手帳は取引会社から頂く小さなメモ手帳のようなものでした(^-^;
革手帳への憧れを抱きながら、安っぽい手帳を使っていたんです。
『今日は帰ってきたらいいことがあるから、楽しみにしててね♪』
まだ新婚だった僕に、妻からこんなメールが来ていました(汗)
「えっ?どんないいことがあるのかなぁ♪」
何の心当たりも無く、仕事から帰った時に目にしたのは郵便物でした。
中には手帳のセットが入ってあり、
「適当に抽選したわけではありません。厳選させて頂きました。」
そのような内容のお手紙まで添えて、皮手帳が届いたのです。
感激した僕は、すぐにメールでお礼を伝えました。
「大切に使わせて頂きます。」
そのような簡単な連絡をさせて頂いたのですが、それに対しての返信まで頂いたことを覚えています。
適当に選ばれた訳ではない。
そのことが若かった僕の自尊心を大いに刺激して、狭い部屋で舞い上がっていたことを思い出します。
結局、この手帳を20年弱仕事で使うことになります。
1年ごとに中味のリフィールを購入して、使用していくタイプです。
古くなったので、数年前に新しい手帳に買い換えていますが、いまだに同じタイプのリフィールを購入し続けています♪
(※手帳についてのエピソードは) ⇒ モノに込められた物語。あなたの人生を変えるストーリーは?
人生を変えるそれぞれの『7つの習慣』
『7つの習慣』という名の通り、大切な習慣『7つ』について書かれている本です。
当時の僕が一番新鮮に感じたことは、『インサイドアウト』という概念でした。
『内側から外側へ』ということですが、この本のポイントを究極まで短くした表現だと思います。
本当に一言だけで、この本の内容を言おうとすれば、
【インサイドアウトの習慣を身につける為】
について書かれた本だということです。
外側の環境によって自分が変えられることを拒否する。
自分自身の内側からの力によって、自分を変え周りに環境にも影響を与える。
あくまでも、自分自身の責任と決定によって物事を考えていく姿勢ですね。
多かれ少なかれ、人は誰でも外部の環境からの影響を受けるものです。
当たり前で意識していない環境であればあるほど、そこに染まっている。
影響を受けている証拠なんです。
『インサイドアウト』の習慣が本当に身につくと、今目の前にある日常の景色が当たり前ではなくなってきます。
どんな光景が目に映っても、『自分で見て判断する』というマインドを知った時。
その時に見ていたいつもの光景が、全て違って見えたような新鮮な感覚。
これだけでも、十分に人生を変える力があるものです。
7つの習慣の中で僕が最も大切にしている第一の習慣
7つの習慣の最初の習慣。
第一の習慣は、『主体的であること』です。
あなたが主体的であるかどうか?
それは、ちょっとした言葉使いでわかってしまいます。
「~しないといけない。」
「~でないとだめだ。」
そのような言葉が頻繁に出るようであれば、注意信号ですよ(笑)
主体的な方であれば、「~しないといけない。」とは考えません。
自分自身で、「~する。」と決めているからです。
「~でないとだめだ。」とも言いません。
誰かが決めたルールではなく、自分の主体性に従えば
「~の方がいいと思う。」
という言葉になるはずだからです。
一言でいえば、『自分の人生の責任は自分にある』ということを理解するということです。
人や環境に原因を求めるようでは、主体性を発揮する習慣を身に付けているとは言えないでしょう。
人生を変える出発点、第二の習慣
7つの習慣の二つ目。
第二の習慣ですが、今は表現が少し変更されているみたいですね。
何度か改訂されているせいでしょう。
僕が手元にある本には、『目的を持って始める』とあります。
ですが、今の本には『終わりを思い描くことから始める』と表現されているようですね。
僕的には、『終わりを思い描くことから始める』という表現の方が好きですね♪
要は、何かを始める前にゴールを設定せよということです。
ブログを始めることのゴールは何?
ダイエットの終わりを思い描けていますか?
この世の全ての事には始まりがあり、終わりがあります。
始めるということは、終わるという宿命も一緒に背負うことになっているということです。
だから、
最後をイメージせよ。
最後が描けた時点で、スタートせよ。
そのように言えるのではないでしょうか。
例えば、もしあなたが『生きている目的』を知りたいのであれば・・・、
こんな質問を自分自身に問いかけてみればいいのです。
「あなたの墓標に何と刻まれたいですか?」
【家族を誰よりも愛した人、ここに眠る】
【挑戦を生涯忘れなかった人、ここに眠る】
【美と食を求め続けた人、ここに眠る】
何かを始める前に、終わりを思い描く。
終わりを描くことで、人生を変える。
深い、第二の習慣ですね。
【人生を変える=時間を変える】時間管理の最高峰、第三の習慣
7つの習慣の3つ目。
第三の習慣は、人生の質を最大限に深めるための習慣です。
個人的にはこの3つ目の習慣が、人生を変えるために最も大切なところだと思っています。
『最優先事項を優先する』
人生に与えられたそれぞれの時間を最大に活用するための、不変の考え方。
こう言うと、ちょっとちょっと大げさでしょうか(^-^;
第三の習慣が身に付くということは、『緊急ではないけど重要なこと』を常に意識して生活していることを意味します。
この習慣が身につくと、
『重要でない緊急なこと』や『緊急で重要な出来事』
の遭遇が自然と少なくなってくることでしょう。
急なクレーム等で時間を奪われる出来事を、最小限にとどめることができるようになるはずです。
目の前の対処すべき出来事に振り回されることを少なく出来る。
自分にとって、将来本当に大切なことの為に今を過ごすことが出来る。
時間の使い方を習得することは、人生達人への道を知ることと同じことであることが理解できるはずですよ♫
7つの習慣の後半からは他者との関わりを変える習慣
第四~第六の習慣までは、他者との関わりのなかで有効となる習慣です。
第三の習慣までがベースとなっている人でないと、うまく働かない習慣とも言えます。
第四の習慣「Win-Winを考える」
第五の習慣「理解してから、理解される」
第六の習慣「相乗効果を発揮する」
主体性を持っている人であるからこそ、他者の意見も尊重できる気持ちになれます。
そのような方であれば、罰則や肩書で人をコントロールしようとする気持ちは小さくなるはずです。
力を借りることは、弱さをつくりだすこと。
力を借りたほうも、それを受けるほうも・・・、
弱さをつくりだしてしまう。
特に僕が「なるほど~♪」と思ったところは、第六の「相乗効果を発揮する」ところです。
グループでの相乗効果を発揮するための例として、家族をあげていたんですよね。
相乗効果=【1+1が2】以上の結果をだすこと
一組の男女が結婚し、家族が増え『1+1』が2人以上のメンバーとなること。
私たちが一番身近に感じることの出来る『相乗効果』の一つです(^.^)
子宝の縁に恵まれない方々もいらっしゃるでしょうが・・、
『相乗効果』は、このような目に見えることばかりではありません。
あなた自身の『インサイド』に、相乗効果を起こすことも出来るのです。
【人生を変える最後の7つの習慣】新しきスタートの前に
『主体性』
『終わりを描く』
『優先事項』
『win-win』
『まずは理解する』
『相乗効果』
これらの習慣は、【一度身に付けたら終わり】というものではありません。
扇風機のように同じグルグルと・・、
自己点検しながら、日々の生活で繰り返し繰り返し身に付けていくものです。
継続は力なり。
この言葉の重さを、どれだけの人が感じることが出来るでしょうか。
僕自身もこの『継続・繰り返しの大切さ』を痛感していながら、軽んじてしまう時もあります。
継続・持続と言うと、単調で退屈な生活を連想させてしまうかもしれません。
でもそれは決して、意味のない繰り返しではないんです。
何度も何度もグルグルと繰り返す習慣ですが、同じ場所に決して留まることはありません。
車輪が回ると前に進むように、扇風機が動くと空気が動くように・・・、
行動することで、何らかの変化を絶対にもたらします。
そして人生を変えることになるのです。
【進化する7つの習慣】スタートに戻る為の第七の習慣
そして、7つの習慣の最後。
第七の習慣『刃を研ぐ』です。
車であっても、定期的なメンテナンスや点検が必要です。
人であっても、反省や自己点検を行いながら定期的に刃を研ぐことが必要なんです。
日々の生活で、グルグルと何度も点検すべき大切な習慣たちです。
一つの習慣を終了したらそれで終わりということではない。
第一から第六までの習慣は『刃を研ぐ』習慣と重ねながら、循環して磨いていくことになります。
活動していると、疲れや疲労も出てくるものです。
油をさして、良い循環を保つことが必要です。
その為に、最後の第七の習慣『刃を研ぐ』があるのです。
温泉に行く。
南の島の風に吹かれる。
波の音・・・。
最近の僕は、クラシックを聴いたりマインドフルネスを行ったりしています。
地味ですが、効果抜群ですよ♪
(マインドフルネスのやり方は、お手頃価格のこれで十分です♪)
錆びた刀では、せっかくの習慣もその効果を最大限に発揮することは出来ません。
『刃を研ぐ』時間がもったいないと考えることは間違いです。
次のスタートに入る前に、『刃を研ぐ』時間が必要だ!
そのように自信を持って主張出来るようになって下さい(^.^)
(参考) ⇒ 人生を変えるこの習慣だけはものにしたい。瞑想の偉大な効果とは
【継続が人生を変える】そして再びインサイドアウト
最後の第七の習慣の章には、アーサー・ゴードン氏の素晴らしい再生の物語が紹介されています。
感動的で、いつまでも心に残る表現で書かれているお話です。
ここで詳しく書くことが出来ないことが歯がゆいですね。
仕事に行き詰った彼が、助けを求めた医者から受け取った処方箋とは?
一番幸せだった場所に行き、ラジオも本も人とも会わずに4つの処方を順番に実行すること。
最初は冗談かと思った彼だったが・・・、
9時・12時・3時・6時になり、
最後の4つ目の処方を実行に移したとき・・・。
そして抱えてきた不安を砂に書いた彼は・・・
『刃を研ぐ』ことによって、新しきスタートを再び始めるエネルギーを得る。
どのようなことが、刃を研ぐことなんだろう?
きっと、あなたの心にも何かしら得るものがあるはずです。
よろしければ、一読されてみて下さい(^^♪
長い文章を読むのが苦手な方は、漫画版もありますよ♪
⇒インサイドアウトの習慣
⇒主体的になれているかどうかチェックする。主体的な人は、外的要因からではなく自分で「~する」と決める
⇒終わりをイメージする。最後が描けたらスタートする(第2の習慣)
⇒『刃を研ぐ』第7の習慣。新しきスタートの為にはエネルギーが必要だから
【P.S.】
人生を変える!
その為ならコツコツと良き習慣を身に付けようと、決意したあなたへ。
良かったら、僕のメルマガをぜひ読んでみて下さい!
人生を豊かにする、投資・生産マインドを一緒に学びませんか?
ブログとはまた違う、簡潔なメッセージを毎日配信しています。
登録者だけが読むものなので、時にはブログには書けない内容も書いてしまっていますが・・
毎日が退屈で、未来への光が見えない・・。
そんなあなたであっても、少しずつ明るい考え方をインストールして人生を切り拓いて欲しい。
僕のメルマガで意識していることです。
※合わないと思ったら、すぐに解除もできますよ
続きはぜひ、メルマガでお会いしましょう♪
メルマガ登録はこの下のご案内からどうそ
↓ ↓ ↓
登録後から2ヶ月にわたるご案内となる長期ツアー、『人生好転ツアー』を企画しました。
参加資格は、ポチっと登録するだけです(笑)
変化は水面下で静かに進み、ある日突然『ボンッ!』と水面に表れてくるもの。
〇学生生活に意味が見出せない人も、
〇毎日の出勤が辛いあなたも、
〇平凡な日々、これから先の人生がまだ見えていない方も、
〇お金、恋愛、人間関係の苦しみに、痛みすら感じなくなってしまっているあなたにも・・・、
こうした悩みがツアー終了時、どのように変化しているのか?
その答えは2ヶ月後、確実にやってきます。
あなたも、ツアー参加者の仲間に加わりませんか?
小さな登録で、大きな変化を手にするツアー。
ツアー詳細の中味は、今すぐこちらからどうぞ!